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レポート

【K-1】70kg決勝戦はコプリヴレンスキーがKO勝ちで優勝。与座優貴がゴンナパーを初回KO!金子晃大が豪快失神KO、玖村将史が56秒KO、大久保琉唯と璃明武が1回戦突破、ブアカーオがハイキックでダウン奪われ初戦敗退!横山朋哉が豪快KOでレオナ挑戦をアピール、松山勇汰がKO勝ちでKrush王座挑戦を宣言

2024/07/07 11:07

▼第14試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント1回戦(1) 3分3R延長1R
金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)
KO 3R 0分57秒 ※左フック
×カン・メンホン(カンボジア/Kun Khmer International Fight Gym)
※金子が準決勝へ進出。


 金子は2006年9月にKrushでプロデビュー。無敗のまま6戦目で軍司泰斗を破りKrushバンタム級王座を奪取、第3代王座に就いた。卓越したテクニックと攻撃力で9連勝を飾っていたが、2020年3月に玖村将史に判定で敗れ初黒星。2021年3月に1年ぶりの復帰を果たすと連続KO勝利を収め、2022年2月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で優勝してK-1王座に就いた。6月の『THE MATCH 2022』ではRISE王者・鈴木真彦に判定負けを喫したが、その後は2連続KOで再起。2023年3月にコンペットを破り初防衛に成功するとさらに連勝を重ね、9月に玖村将史との再戦を制して2度目の防衛に成功。12月にラン・シャンテンに勝利し、2024年3月に鈴木真彦にリベンジを果たした。戦績は21勝(11KO)2敗。


 メンホンは21歳(試合時は22歳)と若くして111戦のキャリアを持ち、戦績は82勝(30KO)17敗12分。カンボジアのムエタイと言われるクンクメールのIPCC世界-54kg王者。金子の相手にはタイのムエタイ選手も候補に上がっていたが、クンクメールの代表が「最強の選手を送り込む」としたため、今回はクンクメールの選手にしたとカルロス菊田K-1プロデューサー。


 1R、じりじりと前に詰める金子に右ミドルハイを蹴るメンホン。金子は右カーフを蹴っていくとメンホンはサウスポーにスイッチ。金子が左ミドルからの右ロー、メンホンも左ミドルを返すが、すぐに金子が右ローを蹴り返す。金子の右カーフにしゃがみ込むようにしてダウンするメンホン。


 2R、メンホンは左ミドルからの左ストレート、そのまま組みつく。金子に左足を蹴らせないためサウスポーに構え、左ミドルを蹴っていく。金子は右ミドル。オーソドックスに戻すメンホンだが、金子に右カーフを蹴られるとすぐにサウスポーに。ロープ伝いに動くメンホンへ金子が右ロングフックを打ち込んで2度目のダウンを奪う。金子は右ハイキック、ワンツー。


 3R、ロープを背負ったメンホンへ金子が右ロングフックを豪快に振り抜き、左フックをフォロー。メンホンは完全に失神して金子がKO勝ち。メンホンはピクリともせず担架で運ばれた。


 金子はマイクを持つと「このトーナメント、僕がチャンピオンでなんで出るんだって思う人もいあると思うんですが、チャンピオンだから出るって言うか、本当に強い人がチャンピオンになるし、日本人としての心の強さを皆さんに見せていきたいと思います。それと、今日は選挙なのでまだ間に合う人は行きましょう」と語った。

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