▼第3試合 K-1スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)
KO 2R 2分07秒 ※3ノックダウン
〇松山勇汰(ALONZA ABLAZE/K-1甲子園2020 -60kg王者)
山本はK-1 WORLD MAXで活躍した山本優弥の弟で、2015年4月にプロデビュー。兄と同じくパンチ&ミドルキックのスタイル。2019年12月、レオナ・ペタスが保持するKrushスーパー・フェザー級王座に挑戦したが2R2分8秒、KOで敗れ王座獲得ならず。2022年に優弥道場を離れ、K-1ジム五反田チームキングスに移籍した。前戦は2023年10月、松本和樹にKO勝ち。戦績は15勝(6KO)12敗1分。
松山はK-1甲子園2020 -60kg王者で、2020年12月のプロデビューからK-1で2連続KO勝利したが、2021年12月の寺田匠とのホープ対決ではダウン応酬の末にKO負け。初黒星を喫した後は目黒翔大に判定勝ち、SOULにKO勝ち、岡嶋形徒に初回KO勝ち、チャン・ウヒョクに初回KO勝ち、西元也史にKO勝ち。前戦はRISEとの対抗戦で原口アンドレイに判定勝ちで6連勝中。戦績は8勝(6KO)1敗のサウスポー。
1R、山本は左へ動いて右ミドルと右ストレート。松山は右のジャブを突いて左ストレート、右フックから連打につないでいく。山本は左ハイを返すが、松山の勢いに押される展開に。圧をどんどんかけて左を打ち込む松山。
2Rも松山が圧をかけて前へ出ていき、鋭いヒザを突き刺し、右インローでバランスを崩させてからの左ストレートを素晴らしいタイミングでヒットさせてダウンを奪う。立ち上がった山本にはハイキック、ヒザ蹴りを織り交ぜながらの左右ストレート&フックの連打で山本をロープへ釘付けにし、スタンディングダウンを追加。
畳みかける松山だが、山本がバックハンドブローで松山を脅かす。態勢を立て直した松山はヒザ蹴りから左フックを決め、3度目のダウンを奪ってKO勝ち。
松山はマイクを持つと「自分らしさ全開の試合を見せられてよかったです。僕はもうKrushのタイトルしかないと思うので、横山選手返事お待ちしております」と、Krushスーパー・フェザー級王者・横山朋哉に宣戦布告した。