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【K-1】王者・金子晃大「日本人の心の強さを見せたい」、ライバルの玖村将史「武居選手以上の勝ち方をしたい」、璃明武「圧倒したい」、大久保琉唯「絶対に見返してやる」=-55kg世界最強決定トーナメント

2024/07/06 20:07
 2024年7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2024』の前日計量&記者会見が、6日(土)都内にて正午より行われた。計量は出場40選手全員がパス。  今大会で開幕する「-55kg世界最強決定トーナメント」。今大会で勝ち上がった4名が9月29日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で行われる決勝トーナメントに進出する。  K-1で猛威を振るう中国から参戦のジャオ・ジェンドン(中国/深セン盛力人和ファイトアカデミー/CFP)は「今回K-1に出場できて光栄。嬉しく思う。大久保とは初めて会ったが、特に大きな印象はない。リングで拳を交えてエキサイティングな試合をお見せする」と自信を感じさせるコメント。  対戦する大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)は「明日に向けてずっと勝つ練習をしてきたので明日が楽しみです。思ったより身長が高いんだというのがありましたが、ぶっ倒してやるって気持ちです」と勇ましい。  アンジェロス・マルティノス(ギリシャ/FFK-POLITIS TEAM)は「明日はとても素晴らしい日になると思っています。待ち望んでいたものを実現させせるために努力します。璃明武はとても強い選手だと思うが、ここで思うのはそれはあくまでも次に上がるためのステップに過ぎない」と、1回戦はステップだと言い放つ。  迎え撃つKrushスーパー・バンタム級王者の璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)は、「明日に向けて準備してきたので、しっかり勝つだけです。身長差があると思っていたけれど思ったよりなかったのでやりやすいと思います。ISKA王座を獲っている強豪選手なので圧倒したい」と宣言し、「ステップに過ぎない」と言われたことには「1回戦なのでお互い同じじゃないですか」と返答した。  7年前にK-1で武居由樹と対戦しているアントニオ・オルデン(スペイン/El Origen Thaimartin/FFK-POLITIS TEAM)は、「また日本に来られて光栄です。明日を楽しみにしています。玖村は素晴らしい選手だと思う。でも明日勝つのは私です」と、K-1初勝利を狙う。  対する玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)は「やれることはやってきたので、明日の試合でみんなに見て欲しい。しっかり仕上げてきたので楽しみにしていてください。相手はいい人そうでした(笑)。明日はしっかり倒します」と余裕のコメント。  カンボジアの格闘技クンクメールから送り込まれたカン・メンホン(カンボジア/Kun Khmer International Fight Gym)は、「今の状態は凄くいいです。金子はいい選手だと思います。しかし、我々クンクメールが勝たせてもらいます」と宣言。「クンクメールはムエタイと違います。クンクメールの方が強いです」と豪語した。  K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者としてトーナメント制覇に臨む金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)は、「明日はPPVを買ってくれた人、チケットを買ってくれた人たちが『買ってよかったな』って思う試合を見せたいと思います。カンボジアからはるばる来てくれたのでそこに感謝して、感謝とリスペクトをもって倒したいと思います」と、今回のテーマである“感謝”をこの日も口にした。 「感謝があるから強いので、その感謝を見せていきたい」とする金子は、王者として-70kg世界最強決定トーナメントを上回る気持ちがあるかと聞かれると「そこは他の人が評するところなので。僕はただ、日本人としての強さを見せていきたい。日本人としての心の強さを見せたい」と、日本の強さを証明したいとする。  玖村は、兄の修平が6月23日のKrushで初回TKO勝ちで再起を果たしたことが刺激になったかを聞かれると「修平もなかなか勝てなかったんですが、しっかりああいう形で復活するところを見せてもらっていい刺激になりました。1Rで倒していたので修平以上の勝ち方をして、応援してくれる人に強くなったところを見せたい」と、兄以上にインパクトのあるKOを見せたいとした。  かつて武居と戦ったことがある相手ということは意識するかとの問いには、「その映像は見ましたが、サウスポー同士の戦いなのでそこまで参考にはしてないです。最近の試合の方が参考になりましたね。武居選手が勝っているけれど、武井選手以上の勝ち方をしたいと思います」と、武居の3R2分31秒でのKOを上回る勝ち方を見せるつもりだ。  璃明武は対戦相手が当初発表された相手と変わったことについて、「でもそういうこともあるので別に。思うことは特にないです」と全く動じるところはないとし、「最初の相手はサウスポーだったんですが、今回の相手はオーソドックスで。次のことを考えたらおオーソドックスの方がいいので、そこはラッキーだと思います」と、決勝トーナメントのこと(オルデン以外は全員オーソドックス)を考えればむしろラッキーだったと話す。  大久保は大抜擢という形で今回のトーナメントに参戦、「ほとんどの人がこの試合に出ると決まった時に、大久保はいらないとかいろいろ言われてきた」と悔しい思いをしてきたが「逆にそれがやる気になった。絶対に見返してやるって気持ちになったので今は楽しみです」と、その気持ちを反骨心に変えて試合に臨むと語った。
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