▼第17試合 スーパーファイト -80kg契約 3分3R延長1R
〇松倉信太郎(team VASILEUS/K-1 WORLD GPミドル級王者)
判定3-0 ※30-28、30-29、29-28
×アレクサンドル・アマリティ(ルーマニア/SCORPIONS SCOBINTI)
松倉はK-1甲子園2009 -70kg日本一トーナメントでの優勝を経てK-1、Krushを主戦場にキャリアを重ねた。2018年に戦場を『RISE』に移し、『RIZIN』にも参戦。2020年9月にWPMF世界スーパーミドル級王座を獲得、2021年3月にはKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座に就いた。2022年4月にK-1に復帰。2023年6月に行われた「K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント」では決勝へ進出するもハッサン・トイに42秒でKO負け。しかし、12月のタイトルマッチで王座を奪取した。戦績は37勝(19KO)18敗。今回はミドル級より5kg重い契約体重に挑戦。
アマリティは6月13日にルーマニアで開催された『K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024』に出場し、ミドル級(-83kg)でGLORYに2度参戦しているエドゥアルド・ガフェンク(ルーマニア)に1RでKO勝ち。身長183cmで21歳と若く、戦績は15勝(7KO)4敗。
1R、松倉はジャブを突き、右カーフ。アマリティは左フック、右ストレート。静かな探り合いが続いたが、残り10秒になるとアマリティが左右フックを思い切り振り、左ボディも打つ。松倉はヒザで対抗。
2Rも松倉はジャブ、左ミドル。アマリティは右ハイを2回蹴る。アマリティの右ストレートには松倉が右カーフを蹴る。松倉の右カーフにアマリティはボディで対抗、松倉は右ミドルでアマリティの身体をくの字にさせた。
3R、松倉の右ロー、ヒザ、右三日月をもらいながらも前に出てパンチを当てに行くアマリティ。右フックから左アッパーを松倉に打つ。左右フックを振りながら前に出るアマリティに、松倉は右ローと左ミドル。タフな試合となったが、有効打の多かった松倉が勝利をもぎ取った。