▼第18試合 スーパーファイト -63.5kg契約 3分3R延長1R
〇与座優貴(team VASILEUS/K-1 WORLD GPライト級王者)
KO 1R 2分30秒 ※3ノックダウン
×ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/第4代K-1 WORLD GPライト級王者)
与座は2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。2021年12月にKrush初参戦を果たし、蓮實光を左ハイキックで豪快KO。2022年2月のK-1でいきなり当時のライト級王者・朝久泰央と対戦すると、延長戦で勝利する番狂わせを起こした。2023年3月の朝久との再戦でも勝利し、第6代K-1 WORLD GPライト級王座を奪取。2024年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛と対戦し、KO勝利となったが試合後の協議の結果、負傷判定での勝利に変更となった。戦績は17勝(7KO)2敗。
ゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本を主戦場に。日本人キラーとして名を馳せ、2016年9月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2018年4月に佐々木大蔵を下して第5代Krushライト級王座に就き、3度の防衛に成功した。2020年12月のK-1で林健太を破り、第4代K-1 WORLD GPライト級王座に君臨したが、2021年7月の初防衛戦で朝久泰央に判定2-1で敗れ王座を失った。2022年6月の『THE MATCH 2022』では白鳥大珠を1R2分42秒、右フックでマットに沈めた。2024年4月、1年8カ月ぶりにKrushで復帰戦を行い塚本拓真に判定勝ち。戦績は115勝(25KO)30敗3分。
1R、ゴンナパーが左ミドル、左フック、右フックで先制。与座はブロックを固めて右の三日月、右インローを蹴る。与座は右三日月、右ローを蹴り、左ボディを叩く。
与座はプッシュして下がらせての飛びヒザ蹴りでダウンを奪う。立ち上がるゴンナパーには左インローからの左フックで2度目のダウンを追加。与座の左フックからの右ローでゴンナパーが崩れ落ち、与座の完璧なKO勝ちとなった。
与座はマイクを持つと「ちょっと出来すぎたんですけれど、ゴンナパー選手相手に最高の勝ち方が出来たと思います。この世界最強のチームで自分も世界最強になっていきたいと思うので、これから先、もっと強い外国人選手をバンバンぶつけてください」と、もっと強い相手を用意してくれとアピールした。