▼第12試合 K-1ウェルター級 3分3R延長1R
×海斗(LEGEND GYM)
KO 2R 1分05秒 ※左ストレート
〇宇佐美秀メイソン(Battle Box/ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王者)
宇佐美は新極真空手全日本ドリームカップ優勝、新空手全日本大会K4グランプリ優勝、新空手ガオラカップ優勝、内田塾全日本大会(ジャパンゲーム)3連覇、白蓮会館全関東選手権優勝、覇王キックボクシング大会優勝、月心会グローブ空手道選手権優勝などアマチュアで多数の優勝経験を持ち、2022年4月の『POUND STORM』にてMMAでプロデビュー。
12月の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』でキックボクシングデビュー戦を行い、いきなりK-1 WORLD MAX初代世界王者アルバート・クラウスに勝利すると、2023年3月の『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』に初参戦して杉原新也に判定勝ち。9月にはジャマル・ワヒィムを1R2分25秒でKOし、キックボクシング3戦目にしてISKAインターコンチネンタル暫定王座を獲得した。
海斗は『THE OUTSIDER』を経て2017年10月にKrushデビュー。強靭なフィジカルの強さを活かした攻撃力を誇り、戦績は9勝(7KO)5敗。9月のKrushでBigbangウェルター級王者・大輝を1RでKOし、門番の役割を果たしたばかり。
1R、両者サウスポー。メイソンはジャブを見せながら右カーフ、海斗も左カーフを返す。メイソンは素早い入り込みを見せての右ボディ、そして左ハイ。左カーフから右フック、左ストレートで前に出るメイソン。海斗もワンツーを繰り出すが、メイソンは左カーフを強く蹴り、ジャブから左ストレートを打ち抜いてダウンを奪う。
メイソンが左カーフ、右ボディ、左フックから左右フックの連打で2度目のダウンを追加。海斗が立ち上がったところでラウンド終了
2Rが始まってすぐ、海斗の右ストレートでメイソンがダウン。立ち上がったメイソンは左カーフから打ち合いに行くが、またも海斗の右をもらってグラつく。しかし、メイソンは左フックのフェイントから右ボディを叩き込むと、左フック、右フック、左の2連打で海斗をダウンさせる。レフェリーは即座にストップをかけ、メイソンのKO勝ちとなった。
魔裟斗も「センスがある。将来が楽しみだ」と絶賛したメイソンは、マイクを持つと「海斗選手の一発いいのをもらってダウンしちゃったけれど、練習しているものを全部出しているかと言ったら20%しか出せていないのでこれからもっと頑張ります。一応ISKAの暫定王座を持ってるんですけれど、ウェルター級のKrushのタイトルマッチやらせてもらえるならやりたいです」と、Krushタイトルへの挑戦をアピールした。