2025年11月16日(日)東京・有明アリーナ『ONE 173』(U-NEXT配信)に出場する選手たちの記者会見&公開練習が、12日(水)都内にて行われた。
第17試合(メインイベント)のONEフェザー級(※70.3kg)キックボクシング世界王座統一戦3分5Rで対戦する、正規王者スーパーボン(タイ)と暫定王者・野杁正明(team VASILEUS)はそれぞれミット打ちを披露。野杁は左ミドルキックを軽く連打するにとどまったが、スーパーボンはワンツーに左右ミドル、ローキック、得意の右ハイキックと一通りの技を繰り出した。
会見で野杁は「前回の試合を超えるという意味では、僕はタワンチャイ戦以上の衝撃を与えないといけないと思いますし、それ以上のKOを見せないといけないと思っているので、それは11月16日、必ず実現させるので大丈夫です。安心して下さい」と、改めてタワンチャイ戦を超える衝撃を与えると宣言。
これにスーパーボンは「そんな簡単には行かないでしょう。私はこのベルトをタイへ持ち帰るために試合をします。防衛してみせます」と、正規王座のベルトは絶対に渡さないと断言した。
会見後の囲み取材で野杁は「まさかメインで戦わせてもらえるとは思ってなかったですし、いよいよだなっていう感じですね」と、準備は整ってワクワクしている様子。
子供からの応援は、と聞かれると「ずっと楽しみにしてくれていて。毎日、あと何回寝たらパパの試合なんだというぐらい楽しみにしてるので、また勝って一緒に喜びたいなと思います」と、息子のためにも勝ちたいとする。
「ジムにも週に2回練習に来ているので。偉大な先輩たちがジムにはたくさんいるので、この3人でしっかり勝って、デカい背中を見せたいと思います」と語った。