▼第3試合 K-1ライト級 3分3R延長1R
〇里見柚己(team NOVA)
延長R 判定2-1 ※10-9×2、9-10
×西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
※本戦の判定は29-30、30-30×2。

里見は小学5年生でキックボクシングを始め、高校1年生でプロデビュー。2023年1月に大沢文也の持つKrushライト級王座に挑んだがノーコンテスト、6月のリマッチで判定勝利を収め第8代Krushライト級王座に就いた。同王座は2024年2月の初防衛戦で伊藤健人に奪われたが、その後は外国人3選手を含む4連勝(2KO)をマーク。戦績は23勝(10KO)12敗1分1無効試合。

西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。2019年3月にわずか7戦目・18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王者に君臨。しかし、同年9月の初防衛戦でレオナ・ペタスに敗れて王座を失い、ライト級に階級を上げた。2022年8月の試合を最後にリングから遠ざかったが、24年8月に復帰。2025年2月のKrushライト級ワンデートーナメントでは見事優勝を果たした。戦績は14勝(5KO)5敗。
1R、サウスポーの里見に右インローを蹴る西京へ、里見は左インカーフを返す。徹底して右インローを蹴っていく西京は左カーフも。西京がワンツー、里見はかわして前へ出ようとする。里見が左フックを繰り出すが西京はブロック。

2R、里見は西京の前足に前蹴り、西京は右ローと右インローを蹴って前へ出る。里見はワンツーを繰り出し、左ボディと左ヒザ。徐々に里見が圧をかけにいくが西京もワンツー。ラストに里見が打ち合いに行き、西京も応じるがヒットを奪ったのは里見だった。

3R、互いにワンツーを繰り出す両者。里見が右フックで入り込めば、西京も左右フック。西京が右ストレートから左フック、里見はヒザで迎え撃つ。西京がパンチで前へ出ていき、里見はヒザと前蹴り。西京が飛び込んでの右フック、右ストレート。左の相打ちでフラついたのは里見。しかし、終盤に里見が左右フックで前へ出て印象付けた。

本戦の判定はドロー。延長戦へ突入する。右インローを蹴り続ける西京に里見は左でボディを打つ。右ストレートでヒットを奪うのは西京。里見も左ストレートを打つが、西京の左フックをもらう。互いにパンチを出すが当てるのは西京だ。里見のジャブにはヒザ蹴り。里見が右フックとヒットさせてヒザ蹴り。最後にジャブから左ストレートの連打、西京をロープに詰めて左右フックを見舞った。






