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レポート

【K-1】-70kg世界最強決定トーナメントでオウヤン・フェン、コプリヴレンスキー、KOでフェルドンク、KOで木村ミノル、アカピャン、ラジジ、KOでカマラ、サルシチャ勝ち上がり。金子晃大が2度ダウンを奪い池田にリベンジ、松谷綺が判定2-1で初防衛、所英男の弟子・長野将大が腕十字、カリミアンvs.トループの因縁対決は結果保留、サッタリ豪快KO勝ち

2025/09/07 12:09

▼第15試合 K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
〇ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)
KO 1R 2分18秒 ※3ノックダウン
×ヌルティレク・ザリンベコフ(キルギス/Al Munar Team)
※フェルドンクが準々決勝へ進出。


 フェルドンクは、“美しき人狼”と呼ばれているオランダの強豪ファイター。24年3月のK-1初参戦ではK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦で、和島大海をKOしてサプライズを起こした。続く7月の準々決勝はデング・シルバに判定負けも、今年5月にオウヤン・フェンとダウンの奪い合いの激闘を見せた。


“遊牧の戦士”ザリンベコフは、MMAとキックボクシング(=アマチュア※プロデビューは今回初)の試合をする二刀流ファイター。MMAの戦績は16戦12勝(7KO/2SUB)4敗で、Open FC、EFCライト級&フェザー級王座などを獲得している。MMAではパンチ主体に振り回すスタイルを見せているためK-1ルールに合っている印象。本人はハイキックが得意と主張しているが、初のK-1参戦で番狂わせを起こす可能性は高そうだ。


 1R、ザリンベコフは後ろ蹴りから左右フック、パワフルなフックを繰り出す。フェルドンクは右ローを蹴っていくが、左インローがローブローになってしまう。再開後、ザリンベコフは強い右ローから左フック、さらに後ろ蹴る。ガードを固めて前に出るフェルドンクはザリンベコフの左フックに左フックを合わせに行く。



 右ヒザを突き刺したフェルドンクは、ザリンベコフの右アッパーをかわして右フックでダウンを奪う。前に出るフェルドンクが右フックでダウンを追加。最後は右クロスでダウンを奪い、フェルドンクがKOで圧勝した。

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