2026年3月14日(日本時間15日)米国ネバダ州ラスベガスのMeta APEXにて、『UFC Fight Night: Emmett vs. Vallejos』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催されている。
▼フェザー級 5分5Rジョシュ・エメット(米国)19勝6敗(UFC10勝6敗)ケヴィン・ヴァシェホス(アルゼンチン)17勝1敗(UFC3勝0敗)※UFC3連勝中
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▼女子ストロー級 5分3Rアマンダ・レモス(ブラジル)15勝5敗1分(UFC9勝5敗1分)ジリアン・ロバートソン(カナダ)16勝8敗(UFC13勝6敗)※UFC4連勝中
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▼フェザー級 5分3Rアンドレ・フィリ(米国)25勝12敗(UFC13勝11敗)ホセ・ミゲル・デルガド(メキシコ)10勝2敗(UFC2勝1敗)
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▼ライト級 5分3Rマルワン・ラヒキ(豪州)7勝0敗(UFC0勝0敗)ハリー・ハードウィック(英国)13勝4敗1分(UFC0勝1敗)
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▼ライトヘビー級 5分3Rウマル・シー(フランス)12勝1敗(UFC3勝1敗)イオン・クテラバ(モルドバ共和国)19勝11敗1分1NC(UFC9勝9敗1分1NC)
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▼フライ級 5分3Rブルーノ・シウバ(ブラジル)15勝7敗2分(UFC5勝4敗)チャールズ・ジョンソン(米国)18勝8敗(UFC7勝6敗)※ロニー・カヴァナ(英国)9勝1敗(UFC2勝1敗)
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▼ウェルター級 5分3Rクリス・カーティス(米国)32勝12敗(UFC6勝4敗)ムイクティベク・オロルバイ(キルギス)15勝2敗(UFC4勝1敗)
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▼ヘビー級 5分3Rヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)13勝2敗(UFC6勝2敗)スティーヴン・アスプルンド(米国)7勝1敗(UFC1勝0敗)ケネディ・エンジーチュクー(ナイジェリア)14勝6敗1分(UFC8勝6敗1分)
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▼バンタム級 5分3Rエライジャ・スミス(米国)9勝1敗(UFC2勝0敗)※前戦で風間敏臣をスラムKOユ・スヨン(韓国)16勝3敗1NC(UFC3勝0敗)※UFC3連勝中 RTU出身
バンタム級。Tapologyのランキングは76人中スミス48位、スヨン56位。
スミスは23歳。UFC戦績2勝0敗(1KO勝ち)。キャリアでは9勝1敗(5KO、1一本勝ち)。バックボーンはレスリング。父もUFCに参戦している2世ファイター。昨年2月のUFCデビュー戦では、RIZINで元谷を破ったヴィンス・モラレスに対し打撃のヒットで上回り判定勝ち。父の果たせなかったUFCでの勝利を挙げている。昨年8月の前戦はRoad To UFC準優勝の風間との対戦で、テイクダウン&パウンドで追い込むと、最後はガードから三角を仕掛けてきた風間をスラムで叩きつけ、意識を飛ばして、インパクトのあるKO勝ちした。
韓国のスヨンは30歳。UFC戦績2勝0敗(2判定勝ち)。キャリアでは16勝3敗(3KO、5一本勝ち)。Road to UFCでは、一回戦で野瀬を完封。DEEP・BlackCombat、Naiza FCの三冠王者。DEEPではBlackCombatとのダブルタイトルマッチで、当時のDEEP王者・石司晃一をバックマウントからのパウンド連打でKOしている。スクランブルが強く、レスリングとコントロールでRoad to UFCの3試合、UFCデビューからの2戦すべてで判定勝ちしている。
オッズはスミス1.56倍、スヨン2.55倍。ともにUFC本戦2連勝中のプロスペクトだが、スミスがフェイバリット。
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▼ライト級 5分3R〇マノエル・ソウザ(ブラジル)14勝1敗(UFC0勝0敗)[3R 4分12秒 KO] ※右ストレートボラジ・オキ(ベルギー)10勝4敗(UFC2勝3敗)
ライト級。Tapologyのランキングは85人中オキ71位、ソウザはデビュー戦のためランク外。
ベルギーのオキは30歳。UFC戦績2勝2敗(2判定勝ち)。キャリアでは10勝3敗(5KO、1一本勝ち)。ベルギーとジバブエのハーフ。パンチが武器のストライカー。前戦は昨年9月のパリ大会でのメイソン・ジョーンズ戦で、お互い効かせたパンチはあったものの、2Rに大振りのパンチで攻めて消耗し、テイクダウンからのパウンドでKO負け。
ブラジルのソウザは28歳。UFCデビュー戦。キャリアでは13勝1敗(8KO、3一本勝ち)。昨年8月のDWCSで3RKO勝ちしてUFCと契約。バックボーンはキック。2019年のデビュー4戦目で、現トップランカーのマウリシオ・ルフィと無敗同士で対戦。2RでKO勝ちしている。唯一の敗戦は2024年のBellator CSで、現在13戦全勝でPFLライト級2位のアーチー・コーガン戦での判定負け。
1R、両者オーソドックス。カーフキックの蹴り合い。じわじわと詰めるソウザ。右オーバーハンドを振って出る。さらに右オーバーハンドを打ち込むとヒットしオキダウン!パウンドを打ち込むソウザ。アンダースは下から組みついて追撃を防ぐ。ソウザはハーフからキムラロックを狙う。オキが立ち上がるとテイクダウン。下になったソウザだが、なおもアームロックを放さない。ハーフから脇腹にヒジを入れるオキ。アームロックを放したソウザにパウンドを入れていく。ニーシールドで距離を取ろうとするソウザ。ケージを使って立ち上がったが、オキは立ち際にヒザを入れる。立ち上がったがケージに押し込むオキ。残り1分。ボディブローを入れるオキにソウザはヒジを返す。残りわずかでオキが離れると、パンチで出るソウザ。バックブロー。1R終了。
2R、お互いスイッチを見せる。パンチで出たソウザだが、オキの右フックがヒット。ローを蹴るオキ。下がりながら左ストレートを入れた。タックルに入るソウザだが切られる。オキがジャブをヒットさせて出る。ソウザが大振りのパンチで出るが空振り。ヒザをもらってスリップ気味に尻もちをついたソウザ。すぐに立つが、パンチで出たところででオキが組みついてケージに押し込む。首相撲に捕らえるソウザをパンチで引き剥がしたオキ。ソウザの左ボディに、オキが右フックを返してヒット。残り1分でオキのアイポークがありタイムストップ。再開。パンチを出して出るソウザだが、オキに距離を取られ空振りを繰り返す。残り10秒でオキのヒザに左フックを合わせたソウザ。一瞬ぐらついたオキ。2R終了。
3R、詰めていくソウザに、オキはジャブ、カーフキックを入れる。ケージまで下がったオキに右ボディを入れたソウザ。インロー。ソウザがシングルレッグを見せたが、切って離れるオキ。空振りが多いが手を出していくソウザ。ジャブがヒット。攻め続けるソウザ。ジャブがヒット。下がってケージを背負うオキ。徐々にパンチのヒットが増えてきた。オキもパンチで出るが、ソウザが受け止めて押し込む。離れ際に左フックを入れたソウザ。右オーバーハンドを入れるソウザ。残り1分。距離を取るオキを追いかけて右を打ち込んだソウザ。オキダウン!KO!
3R、詰めていくソウザに、オキはジャブ、カーフキックを入れる。ケージまで下がったオキに右ボディを入れたソウザ。インロー。ソウザがシングルレッグを見せたが、切って離れるオキ。空振りが多いが手を出していくソウザ。ジャブがヒット。攻め続けるソウザ。ジャブがヒット。下がってケージを背負うオキ。徐々にパンチのヒットが増えてきた。オキもパンチで出るが、ソウザが受け止めて押し込む。離れ際に左フックを入れたソウザ。右オーバーハンドを入れるソウザ。残り1分。距離を取るオキを追いかけて右を打ち込んだソウザ。もらったオキがダウン!KO!
3R4分12秒、KOでソウザがUFCデビュー戦勝利。
序盤、ソウザがダウンを奪った後にオキがペースを取り戻したかと思ったが、ソウザが常に前に出続けてKO勝ち。
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▼ミドル級 5分3R〇エリク・アンダース(米国)18勝9敗1NC(UFC10勝9敗1NC)[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×ブラッド・タヴァレス(米国)21勝12敗(UFC16勝12敗)
ミドル級。Tapologyのランキングは73人中タヴァレス48位、アンダース35位。ベテラン対決。
タヴァレスは38歳。UFC戦績16勝11敗(2KO勝ち)。キャリアでは21勝11敗(5KO、2一本勝ち)。組んでケージに押し込む地味な展開を好み、14判定勝ちはUFC最多タイ。もう1人の記録保持者であるニール・マグニーが、28勝でフィニッシュ率が42%あるのに対し、タヴァレスのフィニッシュ率はわずか13%。昨年4月、得意の地味ファイトでジェラルド・マーシャートを破り、ミドル級最多タイとなる16勝目を挙げると、一時契約が切れたものの、その後契約更新を果たす。昨年9月の前戦は、UFC0勝1敗のロベルト・ブリチェックと対戦。1Rにパンチを貰って崩れ、そこから盛り返したものの、3Rに再びラッシュをもらうと、しゃがみ込むようにダウンしてKO負け。直近7戦で2勝5敗・3KO負け。タフさがあってこその膠着上等ファイトだったが、年齢的に打たれ弱くなってきており、そのせいで負けも増えてきている。
アンダースは38歳。UFC戦績9勝9敗1NC(5KO勝ち)。キャリアでは17勝9敗(10KO、1一本勝ち)。UFC20戦目での引退を公言していたが、今回がその20試合目。アメフト出身で、テイクダウンからのパウンドで攻めるスタイル。無敗でUFCと契約し、UFCでも連勝してプロスペクトとして期待されたものの、リョート戦の初黒星以降は、階級をライトに上げたり戻したりしつつ、勝ったり負けたりの中堅ポジションに。2024年は2戦して2勝したが、昨年は8月に1戦したのみで、クリスチャン・リロイ・ダンカンに1Rで初めて意識を飛ばされるKO負け。もともと頂点で引退したいと宣言していたし、この試合がラストになる可能性もある。
タヴァレスは38歳。UFC戦績16勝11敗(2KO勝ち)。キャリアでは21勝11敗(5KO、2一本勝ち)。組んでケージに押し込む地味な展開を好み、14判定勝ちはUFC最多タイ。もう1人の記録保持者であるニール・マグニーが、28勝でフィニッシュ率が42%あるのに対し、タヴァレスのフィニッシュ率はわずか13%。昨年4月、得意の地味ファイトでジェラルド・マーシャートを破り、ミドル級最多タイとなる16勝目を挙げると、一時契約が切れたものの、その後契約更新を果たす。昨年9月の前戦は、UFC0勝1敗のロベルト・ブリチェックと対戦。1Rにパンチを貰って崩れ、そこから盛り返したものの、3Rに再びラッシュをもらうと、しゃがみ込むようにダウンしてKO負け。直近7戦で2勝5敗・3KO負け。タフさがあってこその膠着上等ファイトだったが、年齢的に打たれ弱くなってきており、そのせいで負けも増えてきている。
アンダースは38歳。UFC戦績9勝9敗1NC(5KO勝ち)。キャリアでは17勝9敗(10KO、1一本勝ち)。UFC20戦目での引退を公言していたが、今回がその20試合目。アメフト出身で、テイクダウンからのパウンドで攻めるスタイル。無敗でUFCと契約し、UFCでも連勝してプロスペクトとして期待されたものの、リョート戦の初黒星以降は、階級をライトに上げたり戻したりしつつ、勝ったり負けたりの中堅ポジションに。2024年は2戦して2勝したが、昨年は8月に1戦したのみで、クリスチャン・リロイ・ダンカンに1Rで初めて意識を飛ばされるKO負け。もともと頂点で引退したいと宣言していたし、この試合がラストになる可能性もある。
オッズはタヴァレス1.80倍、アンダース2.05倍。
1R、オーソドックスのタヴァレスにサウスポーのアンダース。タックルに入ったアンダース。ケージに押し子んだ。テイクダウンを狙いながらヒザをボディに入れたアンダース。タヴァレスもヒザを返す。ヒジ・ヒザを入れて離れたアンダース。タヴァレスは右ハイ。ブロックしたアンダースが圧を掛けてケージを背負わせると、またタックルでケージに押し込む。引き剥がしてパンチを入れるタヴァレス。アンダースは再びタックルでケージに押し込んだ。ヒザを入れて離れたアンダースだが、離れずにタヴァレスをケージ際から出さない。入れ替えたタヴァレスにアンダースのヒザがヒット。効いてダウン気味に倒れたタヴァレス。パウンドを入れる。立ち上がったタヴァレス。ケージを背負ったタヴァレスにパンチを打ち込むアンダース。右がクリーンヒット。一瞬腰が落ちたタヴァレス。残り10秒で左右のパンチ・ヒザでラッシュするアンダース。1R終了。
2R、すぐに詰めるアンダース。ケージに押し込むとクリンチアッパーを入れる。パンチを返すタヴァレス。詰めてきたアンダースに右フックがヒット!アンダースダウン!パウンドを入れたタヴァレス。バックにつこうとしたが、前に落としたアンダース。タヴァレス、下から三角に。外してパスを狙うアンダース。再び三角を狙ってきたところを、担ぎパスでパスしたアンダース。亀になったタヴァレスにパウンドを入れる。立ったタヴァレスをケージに詰めてパンチを入れるアンダース。タックルでケージに押し込むが、タヴァレスが引き剥がした。2R終了。
3R、間合いを詰めるアンダース。パンチをヒットさせたタヴァレスだが、アンダースがダブルレッグに切り替えてテイクダウン。ケージを使って立ちに行くタヴァレス。バックから殴るアンダースだが、タヴァレスが正対。入れ替えて離れた。すぐに距離を詰めるアンダース。タヴァレスが払腰で投げたが、アンダースがスクランブルで起き上がり、再びタックルでケージに押し込む。離れ際に左を入れたアンダース。タヴァレスが縦ヒジをヒット。ワンツー。アンダースが左のパンチで詰めてケージに押し込むとテイクダウン!サイドで押さえ込んだ。残り2分。サイドからヒジを入れるアンダース。タヴァレスは亀になり立とうとするが、アンダースはがぶってコントロールする。残り30秒で立ち上がったタヴァレス。パンチで出る。アンダース。タックルに入るが、タヴァレスはギロチンに捕らえて引き込んだ。しかし外れる。アンダースが上の状態でタイムアップ。
判定がコールされる前にグローブを外したアンダース。30-27、29-28、29-28の3-0でアンダースが勝利。タヴァレスはマイケル・ビスピンを抜いてのUFCミドル級単独最多勝はおあずけに。
試合後、ビスピンのインタビューを受けたタヴァレスは、「激戦だった。彼はタフだった。お互いノックダウンを奪った。これで引退だ。ヘッドコーチはずっとそばにいてくれた。こんなにいい人は稀だ。ビスピン、最多勝を守ってやったぜ」とコメントし、以前より公言していたUFC20戦目での引退を宣言した。
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▼女子バンタム級 5分3R〇ビア・メスキータ(ブラジル)7勝0敗(UFC2勝0敗)[1R 2分07秒 リアネイキドチョーク]×モンツェラート・レンドン(メキシコ)7勝2敗(UFC2勝2敗)
女子バンタム級。Tapologyのランキングは30人中メスキータ21位、レンドン24位。
ブラジルのメスキータは34歳。UFC戦績1勝0敗(1一本勝ち)。キャリアでは6勝0敗(1KO、4一本勝ち)。ATT所属。柔術で10度世界一になり殿堂入りし、33歳でMMAに転向した。反則勝ちだった1試合を除き全フィニッシュ勝利中。UFCデビュー戦でも、1Rにマウントをキープしヒジを打ち込んでKO寸前に追い込むと、2Rにもテイクダウンを奪い、チョークで一本勝ちしている。打撃についてはまだ発展途上で、ディフェンスの甘さが見える。
メキシコのレンドンは36歳。UFC戦績2勝1敗(2判定勝ち)。キャリアでは7勝1敗(7判定勝ち)。20歳の時に柔術を始めたのが格闘技との出会い。荒い打撃と、ボディロックからテイクダウンしてのコントロールが武器で、テイクダウンしてからも極めが弱く、ここまでフィニッシュ勝利がない。前戦は史上最年少女子ファイターとなった19歳(現UFC最年少でもある)のアリス・ペレイラと対戦。オッズではアンダードッグだったが、ストライカーのペレイラ相手に打撃で打ち合い、スプリット判定勝ちした。
オッズはメスキータ1.18倍、レンドン5.20倍。お互いのバックボーンである柔術の実績では、メスキータが遥か上を行くため、オッズはメインに次ぐ大差となっている。
1R、両者オーソドックス。レンドンがジャブを突いて出るが、メスキータの右をもらいバランスを崩した。パンチで追撃するメスキータ。テイクダウンしマウント。メスキータがパウンド・ヒジを落とす。ブリッジで返そうとしたレンドンだが、メスキータはバックマウントに。リアネイキドチョーク! レンドンがタップ。1R2分7秒、リアネイキドチョークでメスキータが一本勝ち。
メスキータは、試合後のインタビューで、「やるべきことをやってフィニッシュを取った。自分がどういう選手なのか、なぜ”The Lady Goat”と呼ばれているかを示せたと思う。ATTのおかげで準備ができて進歩している。チームのおかげ。ブラジルにいる両親のためでもある」と語った。
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▼バンタム級 5分3R〇エチェル・ソーサ(スペイン)15勝1敗(UFC1勝0敗)DWCS2025[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×ルアン・ラセルダ(ブラジル)13勝4敗(UFC1勝3敗)中村倫也(アメリカントップチーム)10勝1敗(UFC4勝1敗)
バンタム級。Tapologyのランキングは76人中ラセルダ60位、ソーサはデビュー戦のためランク外。当初はラセルダと中村倫也の対戦が組まれていたが、中村が欠場したために変更となっている。
ブラジルのラセルダは33歳。UFC戦績1勝2敗(1一本勝ち)。キャリアでは13勝3敗(11一本勝ち)。柔術黒帯で、キャリアでKO勝ちがないグラップラー。無敗でUFCと契約したが、初戦は2Rまで打撃で打ち合い、3Rに入ってからテイクダウンを仕掛けたものの、フィニッシュには至らず判定負け。2戦目は足関を狙ったところでパウンドを打ち込まれてしまい、またも判定負け。昨年10月に2年半のブランク明けで地元ブラジル大会に出場し、同じくブラジルでUFC0勝3敗と未勝利のサイモン・オリヴェイラと対戦。組みでポジションを取ったラセルダが、最後はガードからの腕十字で一本勝ちしている。
スペインのソーサは30歳。UFCデビュー戦。キャリアでは14勝1敗(6KO、3一本勝ち)。20歳の時にサッカーの試合で喧嘩をして退場させられたことをきっかけにMMAを始めた。アマチュアのIMMAFで活躍し、2020年にプロデビュー。キャリア4戦目で秒殺KO負けし、初黒星を喫したが、そこから11連勝中。スペインのグラップリング王者。DWCSでは試合数日前に父を亡くしたが、常に攻め続け、3Rにはテイクダウンからバックを奪い完勝している。
オッズはラセルダ2.90倍、ソーサ1.44倍。
1R、両者オーソドックス。アップライトに構えるソーサ。ラセルダがローキック。ソーサが飛びヒザから右オーバーハンド。タックルで飛び込んだラセルダが右のパンチにつなげてヒット。再びタックルに行くラセルダ。ケージに押し込むとシングルレッグに切り替えてテイクダウン。蹴って距離を作ったソーサ。立ち上がることに成功。ソーサが左ボディをヒット。ソーサのカーフキックをカットしパンチを入れたラセルダ。ソーサがバランスを崩したところでタックルに入る。ダブルレッグでテイクダウン。ソーサはケージを使って立ち上がる。離れ際に首相撲ヒザを入れたラセルダ。残り1分。ソーサの右オーバーハンドがヒット。チャンスと見て間合いを詰めるソーサ。ケージまで下がったラセルダ。詰めてくるソーサに縦ヒジを入れたが、ソーサはワンツーを打ち込む。1R終了。
2R、間合いを詰めるソーサ。サウスポーにスイッチすると三日月蹴りを入れる。ラセルダがジャブで出ると、飛び込んできたソーサにヒザを入れる。ラセルダはタックルへ。ケージまで押し込んだ。切って離れるソーサ。ソーサがパンチから飛びヒザで詰める。ケージまで下がったラセルダ。パンチで出るラセルダにソーサがカーフキックをヒット。残り1分。ラセルダは再びタックルへ。ケージに押し込むが、ソーサが入れ替えるとボディブローを連打する。2R終了。
3R、開始と同時にタックルに入ったラセルダ。テイクダウン。ソーサは寝かされずにすぐにケージ際に移動。ケージを使って立ち上がった。離れるソーサ。詰めるラセルダに前蹴りを入れるソーサ。ラセルダのカーフキックにソーサは右オーバーハンドを返す。組んでケージに押し込んだソーサがヒジをヒット。残り2分半。ラセルダが詰めていくが、ソーサが距離を取る。ラセルダはシングルレッグに入る。テイクダウン。しかしソーサが下から蹴り上げを連打する。アイポークをアピールしたラセルダだが、レフェリーは認めず、ソーサに立たれてしまう。ソーサは下がって距離を取りながらジャブ、前蹴りをヒットさせていく。残り20秒でタックルに入ったラセルダだが切られた。タイムアップ。
判定は30-27、30-27、29-28の3-0でUFCデビュー戦のソーサが勝利。
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▼女子ストロー級 5分3R〇ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)12勝2敗(UFC5勝2敗)[判定3-0] ※30-27×3×サム・ヒューズ(米国)11勝7敗(UFC6勝6敗)
女子ストロー級。Tapologyのランキングは40人中ロドリゲス22位、ヒュース21位。2022年10月に対戦した試合の再戦。
ベネズエラのロドリゲスは33歳。UFC戦績4勝2敗(4判定勝ち)。キャリアでは11勝2敗(5KO勝ち)。ムエタイバックボーンのストライカー。2敗のうち1敗は、勝っている展開で頭突きを入れてしまっての反則負け。そこで勝っていたらランキングに入っていてもおかしくなかった。元K-1ヨセフィン・ノットソン、前戦のケトレン・ソウザ戦はテイクダウンから固めての判定勝ち。
ヒュースは33歳。UFC戦績6勝5敗(1KO、1一本勝ち)。キャリアでは11勝6敗(2KO、4一本勝ち)。UFCデビューから3連敗した後は6勝2敗。格闘技を始めたのは大卒後で、プロデビューは26歳と遅い。前戦はUFC2勝1敗のショーナ・バノンをテイクダウンすると寝技で圧倒し、2Rにリアネイキドチョークで一本勝ちしている。
前回の対戦はロドリゲスがテイクダウンを奪う展開で、後半やや失速したものの、ヒュースの攻めを逃げ切って判定勝ちしている。
オッズはロドリゲス1.74倍、ヒュース2.15倍。
1R、両者オーソドックス。ロドリゲスがパンチでプレッシャーを掛ける。ヒュースをケージ際まで下がらせたところでタックルに入ったロドリゲス。切ったヒュース。ヒュースが出した手がロドリゲスの目に入りアイポークとなり、タイムストップが取られる。再開。スイッチを繰り返しながら間合いを詰めるロドリゲス。パンチを打ち込むヒュースに、ロドリゲスは再びタックル。受け止めるヒュース。ロドリゲスはヒジを入れて離れる。ローを蹴るヒュースに対し、ロドリゲスが間合いを詰めてボディ・顔面にパンチを打ち込む。ケージに詰めてシングルレッグに入ったロドリゲス。切ったヒュースが逆にタックルに入りスタンドバックの体勢。正対して切ったロドリゲス。パンチを打ち込みケージに押し込んだ。離れたヒュース。残り時間わずかで、ロドリゲスがパンチの連打をヒット。1R終了。
ヒュースのセコンドからは、「1Rは取られた」と指示が入る。
2R、すぐに間合いを詰めたロドリゲスだが、ヒュースのパンチがヒットしフラッシュダウン。すぐに立ち上がり、また詰めるロドリゲス。ヒュースがシングルレッグに入るが、受け止めたロドリゲスが首相撲に捕らえる。そこからヒザ。離れたロドリゲス。常に詰めていくロドリゲス。首相撲からヒザを連打すると、足を掛けてテイクダウンに成功。ガードを取るヒュース。ロドリゲスの右手首を掴み、下から三角を狙っていく。防いだロドリゲス。ヒュースは下から蹴って距離を作り立ち上がる。パンチで出るロドリゲス。連続でヒットさせてケージに押し込んだ。今度はヒュースが首相撲に捕らえて入れ替え、離れる。残り50秒。ロドリゲスが左右のパンチ、バックブローで攻める。ヒュースは鼻のブリッジをカットし出血。2R終了。
インターバル中に、ヒュースのセコンドからは「2Rも取られたのでフィニッシュが必要」という指示が飛ぶ。
3R、ロドリゲスが中央を取り、先に打撃を入れていく。パンチの連打でヒュースを下がらせる。ケージ際をサークリングするヒュース。ケージを背負ったヒュースにヒザを入れた。ジャブを突くヒュースだが、間合いが合わずヒットしていない。ロドリゲスは詰めて左ボディを入れる。さらにワンツー。残り1分。前に出ようとするヒュースに対し、ロドリゲスはタックルに入りケージに押し込む。ヒジを入れて離れたヒュース。残り時間わずかで出ていくのはロドリゲス。タイムアップ。
判定三者とも30-27のフルマークでロドリゲス勝利。リマッチを制した。