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2025年3月30日の『RIZIN.50』でカルシャガ・ダウトベックに判定負けした鈴木千裕がXで復活を宣言した。この投稿の直前には『RIZIN男祭り』(5月4日・東京ドーム)で復帰する朝倉未来の対戦相手発表記者会見が4月9日(水)に開催と告知されたばかり。ファンからは「ドームに稲妻落とすつもりでしょうか」「無理だけはしないで」など期待と心配の声が挙がっている。
4月7日、1週間ぶりにSNSを更新した鈴木は、「気持ち身体もリフレッシュ出来た! 拳も足も打撲でしたが完治! 何もしない退屈な時間はもう飽きた! イナズマスピリット帰って来たぜ」と投稿。
試合後にセコンドの肩を借りて会見場に現れ、右足を傷め、鼻を骨折していると思う、と明かしていた怪我が治ったと報告した。
気持ち身体もリフレッシュ出来た!
— 鈴木千裕Suzuki Chihiro (@Chihiro__0514) April 7, 2025
拳も足も打撲でしたが完治!
何もしない退屈な時間はもう飽きた!
イナズマ⚡️スピリット帰って来たぜ⚡️
ダウトベック戦後に、MMAでの連敗を聞かれ「初めてじゃないですか。でもそういうときもあります。しばらくは一人でいいっスわ。またすぐ帰ってくるので。それまでは自分で見つめ直しますよ。結局、自分との戦いなので。自分をちょっと見失いかけるっていうか。何て言うんですかね。自分と向き合う時間がちょっと欲しいですね。しばらくじゃなくて、ちょっとの期間でいいんで、一人にさせてください」と、回復の時間が必要だとしていた鈴木。
フルラウンドの激闘から1週間で、心身はどこまで戻ったか。
『RIZIN.50』前に朝倉未来は、鈴木千裕について「あっちの方が格上。ランキング1位だもんね。ストーリー性が無い。絡んだことないから。しかもいい子じゃん。全く恨みも無いし、昔、1回練習したこともある」と戦う理由に欠けるとし、ダウトベック戦をリングサイドで解説した際には、「ここまで激闘した選手とは戦えないですね。YA-MANしかり。あまり無理をさせないでほしい」と語っていた。
香川大会後に、榊原信行CEOは、鈴木について「まずは本当にこれだけの激闘を繰り広げた鈴木千裕がしっかり診断を受けて、どういう状態かによって5月に、対未来に限らず『RIZIN男祭り』に出て来られるフィジカルの状態、メンタルの状態にあるかどうかっていうのをしっかり見極めた中で、5月のことは話をして行きたいと思っています」とし、朝倉未来の対戦相手としては、「未来とは今日も話をしたんですけど、手負いの選手とやるのは未来の美学にも反するのだろうなと。それであれば、まだ他にもたくさん選手がいるんで──ただ問題は、場所が東京ドームだということですね。かといって東京ドームだからってあまり奇をてらった変なことしてもしょうがないから、もうジタバタしてもこれは天命ですから。日本人選手に限らず、今の生まれた中で、それがベストチョイスだっていう相手をしっかり見極めてマッチアップしたいと思います」と、「見極めたい」としていた。
「怪我が完治し、スピリットも帰ってきた」という鈴木は、東京ドーム出場候補となるのか。そして、朝倉の対戦相手となる可能性はあるのか。ダウトベック戦前々日会見では、朝倉未来との試合について「男にはやらないとけない時が必ず来る」とも語っていたが、コンディションが万全とは言い難い。9日20時、東京・文京区の東京ドームシティアトラクションズ バイキングゾーン芝生エリアで行われる会見に注目だ。
主なRIZINフェザー級ファイター

クレベル・コイケ 34-7(※5.4 シェイドゥラエフと対戦)※選手名から前戦
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ 13-0(※5.4 クレベルと対戦)
カルシャガ・ダウトベック 18-3
鈴木千裕 13-5
金原正徳 31-15-5
ヴガール・ケラモフ 20-6
フアン・アーチュレッタ 29-7
ビクター・コレスニック 26-4
久保優太 5-2
イルホム・ノジモフ 11-3
斎藤 裕 21-9
摩嶋一整 17-6-0
武田光司 17-7-0
青井 人 14-5-1(※5.22-23『ROAD TO UFC 』出場)
中原由貴 18-7-0
高橋遼伍 15-9(※5.5 DEEPフェザー級GP準決勝)
今成正和 40-22
平本 蓮 4-3-0
高木 凌 8-2
新居すぐる 14-11
萩原京平 8-10
関 鉄矢 15-10-1
木村柊也 5-0
横山武司 5-1
山本空良 12-8
弥益ドミネーター聡志 12-8
YA-MAN 1-2-0(※3.23 OFGキックでミゲール・トリンダーデに敗戦)
鈴木博昭 4-6
芦田崇宏 24-17-2
カイル・アグォン 14-12
中田大貴 7-6
木下カラテ 8-5-1
五明宏人 8-4(※5.5 DEEPフェザー級GP準決勝)
中村大介 34-28-1
魚井フルスイング 26-15-4
西谷大成 6-8
赤田プレイボイ功輝 0-2
三浦孝太 2-3






