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レポート

【RIZIN】鈴木千裕が金原正徳に初回TKO勝ちでフェザー級王座初防衛、バンタム級転向の牛久に太田が完封勝利、日韓対抗戦・スーチョルが中島にTKO勝ち、神龍が一本勝ちで「扇久保先生を超えます」、倉本がジヨンとの死闘制す、ベアナックル篠塚がKO勝ち、高木が西谷を初回KO

2024/04/29 15:04

▼第2試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
×山本空良(パワーオブドリームジム)
[1R TKO] ※パウンド

〇イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン)



 山本空良は、山本喧一の次男で初代PFCフェザー級王者、前Fighting NEXUS同級王者。小学校5年生で総合格闘技を始め、2017年12月のRIZIN FF アマチュアMMAフェザー級優勝。2018年5月にプロデビュー後、2021年4月にNEXUS初代フェザー級王者に。





 2021年11月にRIZIN初出場も鈴木千裕に判定負け。2022年2月に新居すぐるに1R TKO勝ち。2022年3月に元DEEPライト級王者の中村大介にスプリット判定勝ち。寿希也、カイル・アグォンも下し、4連勝をマークも、2022年7月に白川陸斗の負傷欠場を受けてヴガール・ケラモフと対戦し判定負け。2022年11月には、Nexusで横山武司に判定負けでNEXUS王座から陥落している。2023年4月に金原正徳に判定で敗れて以来の試合。



 ノジモフはこれまでに空道やボクシング、レスリング、柔道、コンバットサンボとありとあらゆる格闘技を経験し、MMAファイターに。プロデビューとなった2015年4月の『WCSA Combat Ring』では一本負けを喫するも、2戦目には1RにパンチによるKO勝ちを収めた。3戦目は負けはしたが、その後は2018年3月から2022年10月まで7連勝。2023年3月の『UAE Warriors』ではラステル・クダイバーゲノフと対戦するも1Rに敗戦し連勝はストップした。再起戦、そしてRIZIN初参戦となった2023年11月の『RIZIN LANDMARK 7』でホアレス・ディアに判定勝利し、復帰戦を白星で飾った。今回が初来日。



 1R、
ともにオーソドックス構え。ノジモフの右ローに崩れながらダブルレッグテイクダウンは山本。しかし、下から足を手繰るノジモフ。肩固め狙いの山本にコーナー使い立つ。



 左腕で山本の首を抱えたまま立ち上がるノジモフに、引き込む形になった山本はコーナー下に。押し込むノジモフに腰を切り、頭を逃すと、そこにヒザ蹴りはノジモフ! しかし山本は腕十字。ヒジをずらすノジモフに山本はヒザ十字狙いも、そこに強いパウンド・ヒジはノジモフ! ダースチョークを狙う。ヒザ蹴り、パウンドでゴング。



 2R、
ノジモフの左右、右カーフ、ワンツーに下がる山本。イマナリロールも見せるが、足を触らせないノジモフ。



 スタンド再開。ノジモフの左に組む山本だが、引き込む形に。ハーフからパウンド・鉄槌、さらに山本の立ち際に左の蹴りはノジモフ。左ストレートを被弾した山本はさらに蹴りにダウン! 下からの山本の腕十字は極まらず。離れてスタンド勝負のノジモフは右アッパー! さらに右ストレートにダウン。ハーフからサイド奪うノジモフが鉄槌を落としてレフェリーが間に入った。




 試合後、ノジモフは「日本が大好きです。準備は出来ています。フェザー級でチャンピオンを獲ることを約束します」と語った。

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