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2025年5月5日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催の『宗明建設Presents DEEP 125 IMPACT~DEEPフェザー級GP2025準決勝~』の追加カードが決定した。
現DEEPフライ級&バンタム級の二階級王者で、大晦日のRIZINでは芦澤竜誠を54秒KOに下した福田龍彌が参戦。元DEEP&RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎と、バンタム級王座を賭けて戦う。
▼DEEPバンタム級王座戦 5分3R
福田龍彌(MIBURO)王者
牛久絢太郎(ATT/K-Clann)挑戦者
元修斗世界フライ級王者の福田は、2023年のDEEPフライ級GPで杉山廣平、安谷屋智弘、宇田悠斗、本田良介を下して優勝。2023年9月にRIZINで山本アーセンを3R TKOに下すと、カザフスタンNaiza FCで苦い敗戦を経験。
2024年3月にバンタム級に転向し、雅駿介に1R TKO勝ちすると、9月に瀧澤謙太も1R TKO。そして大晦日の前戦RIZIN.49でも芦澤竜誠を1R KOに下して3連続初回KOをマークしている。
対する牛久は、元DEEP&RIZINフェザー級王者。2020年9月にDEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志に判定勝ちで戴冠すると、2021年10月のRIZINフェザー級タイトルマッチで斎藤裕に2R TKO勝ちで2団体王者に。4連勝で迎えた2022年10月のRIZIN王座防衛戦でクレベル・コイケに一本負けで王座陥落した。
2023年9月に萩原京平に判定勝ち後、バンタム級への転向を発表し、DEEPフェザー級王座も返上。2024年4月のバンタム級初戦では太田忍に判定負け。9月の佐藤将光戦でも判定負けで現在、2連敗中だ。
2023年6月にアメリカントップチーム入りを表明した牛久は現在、米国フロリダと日本を行き来しながら、試合に備えている。ATTでは堀口恭司を筆頭に、同階級のダニー・サバテロ、中村倫也、元谷友貴、金太郎らと練習をともにしており、バンタム級で本領発揮なるか。
フライ級から階級を上げてナチュラルウェイトに近いバンタム級で戦う福田と、フェザー級から落としてきた牛久は、試合当日、二階級差の戦いとなるか。
2021年12月の神田コウヤとのフェザー級タイトルマッチ以来のDEEP復帰戦となる牛久は、SNSで「久しぶりのDEEPでの試合でチャンピオンに挑戦します! 気合い入れて仕上げます。沢山の応援よろしくお願いします」と意気込みを記している。
スナイパーのごとく一瞬を逃さない福田と、元来柔道ベースの粘り強い組みを軸とする牛久の戦いは、互いに主武器と言われる部分以外の引き出しが試される試合となるかもしれない、ヒリヒリしたカードだ。
また、同大会では3月15日のDEEPフェザー級GP1回戦を勝ち上がった4選手による、準決勝が行われることも発表されている。
DEEPフェザー級GP準決勝 5分3R
・高橋遼伍(KRAZY BEE)※相本宗輝に不戦勝
・五明宏人(JAPAN TOP TEAM)※中村大介に判定勝ち
・水野新太(フリー)※芦田崇宏にTKO勝ち
・海飛(和術慧舟會 HEARTS)※奥山貴大に判定勝ち
【既報カード】
▼DEEPウェルター級タイトルマッチ 5分3R
佐藤洋一郎(KATANA GYM)王者
角野晃平(TEAM FAUST)挑戦者
▼DEEPフライ級 5分3R
村元友太郎(ALIVE)
関原 翔(K-PLACE)