▼第2試合 RIZIN MMAルール 66.0kg 5分3R
〇安井飛馬(JAPAN TOP TEAM)65.90kg
[判定3-0]
×黒薔薇くん(鈴木博昭/BELLWOOD FIGHT TEAM)65.95kg
レフェリー:柴田 旭
ジャッジ: 内田龍介/赤・安井 [D 0-0/ A 30-0/ G 20-0]
橋本 貴/赤・安井 [D 0-0/ A 0-0/ G 20-0]
石川喬也/赤・安井 [D 0-0/ A 30-0/ G 20-0]
黒薔薇くんこと鈴木はシュートボクシング出身。RIZINで奥田啓介を1R TKO勝ちデビュー後、萩原京平に判定負けも、昇侍に1R TKO勝ち。しかし、平本蓮、青井人に判定負けで連敗。2023年6月に西谷大成を1Rわずか56秒でTKOに下して再起を遂げると、続く2024年2月には芦田崇宏を1R4分29秒でTKOに仕留めた。7月にはYA-MANにKOで敗れている。
安井は中学1年から大学4年まで柔道を経験し、柔道の強豪校・宮崎日本大学高校で3年時に宮崎県ジュニア柔道体重別選手権大会にて優勝、関西学院大学3年時には兵庫県学生体重別選手権大会で優勝した。憧れの柔道家は同郷の丸山城志郎。大学在学中の2021年7月、BreakingDown第1回大会に出場して判定勝利。朝倉未来にスカウトされ、朝倉未来1年チャレンジ2期生としてプロを目指す現JTTに加入した。
BreakingDown戦績は6戦全勝。2023年からはDEEPに参戦し、アマチュアで2戦2勝後、2024年4月に1DAY開催のフューチャーキングトーナメント2023に出場し4連続フィニッシュで優勝(ライト級)。8月、降雨のDEEPサマーフェスティバル2024にて、フェザー級でプロデビュー。ベテランの劉獅を相手に3-0判定勝利を飾ると、12月には牧野滉風を1R1分1秒、裏十字固めで一本勝利を挙げた。
1R、サウスポー構えの黒薔薇くん。オーソの安井は左ロー。黒薔薇くんは左から右を当てる。さらに右の前手で飛び込んで右ロー。安井のローに、黒薔薇くんも左ローを返す。
安井は圧力をかけると左右からバックに。背負って立つ黒薔薇くんに両足をかける安井はグラウンドに引き込むが、ここは腰をずらして仰向けにガードを取る黒薔薇くん。サイドにパスする安井に足を戻す黒薔薇くん。立ち際を狙われないように半身を見せつつガードに戻して草刈から蹴り上げ。
下から鉄槌の黒薔薇くんに、なおも足をさばいてパス、マウントの安井は左枕で右パウンド。黒薔薇くんはブリッジでスペース作り立ち上がり。そこにギロチンチョークの安井に首を抜いた黒薔薇くんは、安井の内股をかわして正対して立ち合いゴング。
2R、左インローを当てる黒薔薇くん。左ボディストレートに下がる安井。追う黒薔薇くんに左差しで組む安井。右小手の黒薔薇くんを崩してテイクダウン。立ち際に再び首を抱えてヒザを突く。
右で差してスタンドの黒薔薇くんに大内刈でテイクダウンの安井! ハーフの黒薔薇くんは背中を着かされる。安井は前腕ギロチン。足を戻す黒薔薇くんは立ち上がり。首を抱える安井を突き放し、スタンドに。
左ジャブの安井に左インロー、ハイの黒薔薇くん。さらに安井の組み際に打撃も、組んだ安井は足技で崩してテイクダウン。下の黒薔薇くんは下から鉄槌。右のパウンドで飛び込む安井に下からシングルレッグでレッスルアップするが、ここも崩す安井が上に。ハーフガードの黒薔薇くんは、右で差して立ち上がり。またもがぶる安井に立つ黒薔薇くん。
3R、左インローを当てる黒薔薇くん。右ジャブで前に出て左インロー。右ジャブ。前足にシングルレッグの安井はテイクダウン。レッグドラッグでパウンド、ヒジ! しかし後頭部へのヒジで中断、「注意」。
再開。左インローの黒薔薇くん。踏み込んで右ロー、さらに左ハイを当てるが、その蹴り終わりに安井はテイクダウン。ハーフで左で差す黒薔薇くんに首を狙う安井。黒薔薇くんは仰向けに背中を着き、蹴り上げから立ち上がり。
その立ち際に首を抱え、シングルレッグから小内でテイクダウンを奪う安井! 残り1分20秒。左で枕で背中着かせ、パウンドに黒薔薇くんは動けず。安井は左脇を開けさせて頭を入れて、右ボディを連打! 黒薔薇くんは下から鉄槌もハーフのままゴング。
判定は3-0でテイクダウンからパウンドとポジションを奪い動き続けた安井が勝利。MMA4勝無敗とした。黒薔薇くんこと鈴木博昭は3連敗に。















