▼第8試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
〇萩原京平(SMOKER GYM)65.75kg
[1R 0分24秒 TKO]
×トビー・ミセッチ(米国)65.95kg
萩原は、ラグビーから格闘技を始め、地下格闘技大会を経て、地元大阪の大会を中心に出場。20年8月のRIZINデビュー戦で白川陸斗にTKO勝ちでチャンスをものにすると、2020年大晦日にMMA転向初戦の平本蓮に2R TKO勝ち。21年10月、RIZIN LANDMARKで朝倉未来に判定負家後、2連勝も22年3月、弥益ドミネーター聡志に腕ひしぎ三角固めを、5月にはクレベル・コイケにリアネイキドチョークを極められ、さらに9月の鈴木千裕戦も一本負けで3連敗に。
23年4月、地元・大阪大会でカイル・アグォンを相手に判定勝ちで連敗脱出も、23年9月の牛久絢太郎戦、24年3月の武田光司戦で判定負け、9月の高木凌戦でも一本負けを喫し、再び3連敗の厳しい状況に。今回14団体で戦ってきた経験豊富なベテランのミセッチを相手に復活の狼煙を上げられるか。
対するミセッチは、元Destiny MMAバンタム級王者、元PXC同級王者、元AFC同級王者。2013年8月のPXCで矢地祐介を相手に2R KO勝利すると、18年7月にはDWCSに出場もリッキー・パラシオスに判定負け。12月よりBellator定期参戦。19年2月にはエドゥアルド・ダンタスに完封負けも、同年12月、体重超過はあったがエリック・ペレスを1R 54秒でKO、メインを締めている。ブランクを経て22年からはBYBでのベアナックルボクシングで2戦2敗。23年以降Cage WarriorsやKOTCでMMA4連敗中。香川で再起を遂げるのは、萩原かミセッチか。萩原のセコンドには長南亮TRIBE代表がつく。
左インローのミセッチに、右インローを返す萩原。そこに同じインローをミセッチに蹴り返させると、萩原はカウンターの右ストレート!
ダウンしたミセッチにパウンドでレフェリーが入り、萩原が24秒TKO勝ち。
729日ぶりの勝ち名乗りを受けた萩原は、「この環境、最高ッス。これまで負けて裏切ってきたんで。もう、負けないんで。ここから勝ちまくるんで。次、5月すね。皆さん、誰と見たいですか? 怪我もないんでいいオファー待ってます」と札束をこするポーズを見せた。