▼第4試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
×中原由貴(マッハ道場)
[判定0-3]
〇ビクター・コレスニック(ロシア)
レフェリー:豊永 稔
ジャッジ:
松宮智生
青・コレスニック [D0-0 A0-30 G0-20]
橋本 貴
青・コレスニック [D0-0 A0-30 G0-20]
石川喬也
青・コレスニック [D0-50 A0-30 G0-20]
元ONE戦士で大晦日の鈴木千裕戦を落とした中原だが、2023年9月のRIZINでは白川陸斗を打撃に組みを混ぜて撃破。
KUZNYA Fight Clubやタイガームエタイで元UFC世界バンタム級王者のピョートル・ヤンらとも練習するコレスニックは、ムエタイを武器とし、MMA23勝6敗1分。M-1フェザー級王座をかけて、現在UFCで4勝2敗(3連勝中)のネイト・ランドワーとも対戦しており、いずれも判定負けながら、ひとつはダウンを奪うスプリット判定の接戦を繰り広げており、修斗ブラジルライト級王者のチアゴ・シウバには判定勝ちをマークしている。
北コーカサス西部に位置するクラスノダール地方の「KUZNYA Fight Club」所属で、コーカサスのレスリングと、首相撲ヒジ・ヒザを組み合わせたムエタイを武器とし、オーソからの強烈な右ローキック、跳びヒザ蹴り、さらにランドワーをダウンさせた右ハイキックなど、アグレッシブな打撃が持ち味だ。 2023年5月にRIZINに初来日すると岸本篤史、高木凌に連勝。
1R、サウスポー構えの中原。オーソのコレスニックは前に詰めて右テンカオ。中原は左ストレートで前に。コレスニックは右ロー。コレスニックもサウスポー構えにスイッチ。オーソに戻して右ミドルハイを突く。
右前手フックを当てる中原! さらにコレスニックの入りにローで崩す。しかし、コレスニックは中原の左ストレートをかわしての右! 腰が一瞬落ちた中原だがダウンはせず、自ら左右で詰めてペースを戻す。
遠間のワンツーの右が長いコレスニック。中原もワンツーの左も右ミドルハイを腕に当てる。中原のワンツーに組むコレスニックだが、突き放す中原。
中原はワンツーの左で前に。コレスニックはそれを外して右を打ち込む。右の蹴りで応戦。中原も左の蹴り。さらに右足を外に出して左ストレートを突く。
中原の左をダックするコレスニック。細かいステップで互いに打ち終わりを狙い、近くなるとコレスニックが右ヒザを突く。かわす中原だが、詰めるコレスニックが右ストレートから右ハイ。それを肩口で受けた中原が詰めてゴング。
2R、サウスポー構え同士になると左ローを当てる中原。左から右を当てるが、左右からヒザを突くコレスニック。中原の左の蹴りに右ストレートを突く。
中原は左アッパーも突くが、コレスニックは右で差してコーナーに押し込み右ヒザ。コーナーから出る中原。左ストレートを突くが、そこに右を合わせに行くコレスニックは右インロー。
オーソのコレスニックは左右から右の蹴りが煩い。中原は右にずれてインロー。しかし中原の入りに右前蹴りを突いて右ハイを腕に当てる。さらにワンツー。右を被弾した中原の左をかわして右ハイのコレスニックは二段蹴り。
3R、グローブタッチ。右ハイをガード上に当てるコレスニック。中原も左インローを返す。右ジャブ、左ストレートの中原。ブロックするコレスニックは左右の二段蹴りをローに。
左インローを当てる中原。右ジャブを当てるとコレスニックは下がる。しかし右前蹴りを突くコレスニックも右。左インローを当てる中原だが、コレスニックの右に中原はアゴを上げさせられる。
右前蹴りのコレスニック。中原は右! コレスニックは左目を腫らせる。右前蹴りのフェイントを嫌う中原。左に回る中原は、ここでダブルレッグテイクダウン! しかしすぐにロープで立つコレスニックは右の小手でコーナー背に。
体を入れ替えるコレスニックのバックを狙う中原に、シングルレッグで尻を着かせたコレスニックはコーナーに押し込み、声を挙げながら右ヒザ! シングルレッグのコレスニックにギロチンチョークをクローズドガードに入れる中原。絞め上げるが、コレスニックは右手を挙げて極まっていないとアピール。ゴングにすくっと立ち上がる。