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レポート

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2024/03/20 12:03

▼第14試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
○デング・シルバ(ブラジル/Squadron Thai Brasil)=69.8kg
TKO 1R 1分57秒 ※ドクターストップ
×璃久(HIGHSPEED GYM)=70.0kg
※シルバが準々決勝へ進出。


 ブラジルMMA団体『SFT』のSFT COMBAT-70kg王者。“灼熱のビッグモスキート”と呼ばれ、キックとMMAの二刀流ファイターでもある。身長190cmとこの階級では高くリーチがあり、蹴りとパンチのバランスに長けている。38勝のうち23KOを記録し、打ち合いの中から繰り出されるハイキックは的確。戦績は38勝(23KO)4敗。


 璃久は2019年4月に『S-BATTLE』でプロデビュー。2戦目からはシュートボクシングを主戦場とし、4勝1敗の戦績を残す。『NO KICK NO LIFE』や『HOOST CUP』、『NJKF』などに出場し、2023年7月にKrush初参戦を果たすと森田奈男樹を3RでKOしてインパクトを残した。続けて12月のK-1に初参戦し、アビラル・ヒマラヤン・チーターからダウンを奪って殊勲の勝利。アグレッシブかつ攻撃力の強さを発揮している。戦績は9勝(5KO)2敗1分。


 1R、長い脚から蹴りを繰りだしていくシルバがハイキックから追い込んでのワンツーでの右ストレートでダウンを奪う。シルバが右カーフから右ストレートで前に出たところでの、右飛びヒザ蹴りで璃久は右目上から流血。ドクターチェックを受ける。


「行けます、大丈夫です」と主張する璃久だが、ここでストップ。傷口が深く骨が見えており、骨も折れていることが確認されたという。シルバがTKO勝ちで準々決勝進出を決めた。

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