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2024/03/20 12:03

▼第7試合 スーパーファイト -56kg契約 3分3R延長1R
○玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/第6代Krushスーパー・バンタム級王者)=56.0kg
判定2-0 ※30-30、30-29×2
×ルカ・チェケッティ(イタリア/WAKO世界バンタム&フェザー級王者)=55.5kg


 玖村は2018年1月にKrushデビューを飾り、同年に行われた「第6代Krushスーパー・バンタム級王座トーナメント」で優勝して王座に就いた。2019年6月には「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」に参戦するも決勝で武居由樹に敗れる。2022年2月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では決勝で金子に敗れて王座戴冠ならず。6月の『THE MATCH 2022』ではRISEの志朗に勝利。2023年3月にはRISEの鈴木真彦にも勝利し、9月に金子晃大との1勝1敗の決着戦に臨んだが延長戦の末に敗れた。戦績は22勝(11KO)6敗。


 チェケッティはWAKO(世界キックボクシング団体協会)の世界バンタム級&フェザー級の2階級を制覇した44勝(10KO)5敗のベテラン選手。“スナイパー”のニックネームを持ち、2023年9月には『ONE Friday Fights 31』で中国のフオ・シャオロンから判定勝利している。サウスポーからの左ストレートは脅威だが、右のパンチも威力が十分で、さらに左ミドルキック、左ヒザ蹴りと多彩な攻撃を持つ。イタリアの有力プロモーターからの推薦により参戦が決定した。


 1R、サウスポーのチェケッティは右へ回り込みながら左ミドル。玖村は圧を強めて左フック、右三日月。玖村は左フックからの右ストレート、チェケッティは右へ回り込んでの左ミドル、左ストレート。玖村の右三日月がよく決まる。ロープに追い詰めた玖村は左ボディ、これが入るとすぐに左ボディを見舞う。右でもボディを打って右三日月を蹴る玖村にチェケッティは右ロー。玖村の右三日月にボディをかばうチェケッティ。


 2R開始直後、飛びヒザ蹴りを放つチェケッティ。右の三日月を蹴って右ハイにつなぐ玖村。圧をかける玖村をチェケッティは左ストレートで押し戻すが、玖村はその左ストレートに右を合わせに行く。ひだりの引き際にも右ストレートを打つ玖村。チェケッティは右の蹴りをブロックしてから左ストレートを打ち返す。玖村はチェケッティのパンチはバックステップでもらわず、逆に蹴りからのパンチを当てていく。


 3R、玖村が右三日月からの右ヒザ、チェケッティは左ミドルをブロックされるとジャンプしての左ミドルを繰り出す。玖村は右ストレートを伸ばして、チェケッティが入ろうとすると右ヒザを突き上げる。チェケッティが前に来る時に玖村がジャブのカウンター。玖村はカウンター狙いで誘っているのか、手数がやや減った。その分チェケッティが前へ出て蹴りを出すが、玖村はヒットを許さなかった。


 判定は2-0で玖村が勝利した。

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