▼第5試合 K-1ウェルター級 3分3R延長1R
○宇佐美秀メイソン(Battle Box)=67.4kg
KO 1R 2分37秒 ※右フック
×白須康仁(PROTAGONIST)=67.4kg
宇佐美はアマチュアMMAで多数の優勝経験を持ち、2022年4月の『POUND STORM』にてプロMMAデビュー。昨年12月には、初のキックボクシングルールでK-1 WORLD MAXのレジェンド、アルバート・クラウスに勝利。今年3月にはKNOCK OUTで杉原新也に判定勝ち、9月には同団体でジャマル・ワヒィムを1RKOで沈め、キック3戦目でISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王座を獲得した。12月にはK-1に初参戦、海斗を2RでKOしてインパクトを残した。
白須は2001年11月にMA日本キックボクシング連盟でデビューし、7戦目で無敗のままMA日本ウェルター級王座に就いた。2006年12月にはWMAF世界スーパーウェルター級王座も獲得。2006年2月からはK-1 WORLD MAXにも出場している。2011年8月の『THAI FIGHT』ではヨードセングライからハイキックでダウンを奪って勝利し、周囲をあっと言わせた。その試合を最後に引退したが、2022年6月に42歳にして10年ぶりに復帰、ビッグバンで城戸康裕に判定2-0で惜敗した。
1R、宇佐美は飛びヒザ蹴りから左右ボディ、白須が離れようとすると前蹴りで吹っ飛ばす。すぐに圧をかけて前へ出る白須は右ロー、宇佐美はサウスポーから右ボディ、関節蹴りからの右ボディを打っておいて右アッパーからの左ストレートでダメージを奪う。さらに左ボディストレートからの左ストレート、そして右フック2連打で白須はバッタリとダウン。
魔裟斗も「皆さんに注目して欲しい」と太鼓判を押す宇佐美が圧巻のKO勝ち。「白須さん、僕と対戦してくれてありがとうございます。凄い気持ちの強さが伝わりました。僕のこと知らない人もいると思いますが、これから上に上がっていく選手なので僕の顏と名前を覚えておいてください」と控えめにアピールした。