▼第10試合 K-1vsRISE対抗戦 K-1フェザー級 3分3R延長1R
○兼田将暉(RKS顕修塾)=57.4kg
KO 2R 2分13秒 ※左ストレート
×戸井田大輝(TOP LEAD GYM)
兼田は関西キック界のフェザー級でトップに君臨するサウスポー。『K-1甲子園2017』の-60kgで優勝した後、ACCELフェザー級王者、元HEATキックライト級王者、元RKSスーパーフェザー級王者と3つの団体で王座を獲得している。2017年11月にK-1で横山朋哉に判定勝ち。2021年4月には『KNOCK OUT』に参戦し、栗秋祥梧から判定2-0で勝利を収めた。2022年1月のKrush初参戦では龍斗に判定勝ちし、6月には林勇汰にも判定勝ち。12月に元K-1フェザー級王者・椿原龍矢にも勝利し、2023年12月はダウサヤームにKO勝ちしてK-1グループで5戦全勝。戦績は21勝(8KO)2敗。
戸井田は闘志全開のアツいファイトで会場を沸かせるファイターで、元MA日本スーパーバンタム王者。前戦は2023年12月に白石舜からKO勝ちを奪った。戦績は12勝(6KO)5敗1分。
1R、いつも通り前へ出て左右のパンチを繰り出す戸井田。サウスポーの兼田はジャブで迎え撃っての左ストレート。テクニックを見せる兼田だが、戸井田は思い切り踏み込んでのワンツーを打ち、スウェーでかわそうとする兼田へ戸井田がストレートを伸ばす。
2R、兼田が右カーフ、左ストレート。自分の距離をとってパンチを当て、戸井田が前へ来るとノーガードでかわしていく。兼田は左ミドル、ヒザ蹴りで戸井田をコーナーへ追い詰めると、ワンツーの連打で最後は左ストレート。戸井田がその場で倒れ、兼田のKO勝ちとなった。
快勝した兼田は「打ち合いが強いと効いていたので1R正直効かされました。でも2RでK-1の強さを見せられたなと思います。ほんまは王者とやろうぜって言いたかったんですけれど、今日はチームK-1なのでK-1の応援をしてください。軍司選手がフェザー級最強を証明してくれるので、でもK-1には俺がおるぞってのを見せたので。機会があればやりたいと思います」と、軍司にエールを送るとともに挑戦を控えめにアピールした。