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レポート

【K-1】和島大海が初回KO負け!リュウ・ツァーがカリミアンを衝撃KO、SAHOが王座奪取!フェルドンク、オウヤン、ムジンスキ、アキモフ、アカピャン、体重超過のバクボード、シルバが準々決勝進出、軍司泰斗が王者対決に勝利、宮﨑小雪が菅原美優との女王決戦制す、対抗戦はK-1の4勝1敗、ダウン応酬の大激闘で鈴木が功也に競り勝つ

2024/03/20 12:03

▼第21試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
○オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)=69.8kg
判定3-0 ※30-26×3
×パスカル・シュロス(ドイツ/Martial Arts Academy)=69.6kg
※フェンが準々決勝へ進出。


 フェンは武林風-70kg級世界王者、WLF武林風スーパールーキー-70kg級王者、2023年中国キックボクシング選手権-75kg級優勝、IPCC中国 -70kg級王者で中国70kg最強の呼び声が高い強豪ファイター。かつて、GLORYのライト級トップ戦線を争っていたクリスチャン・バヤから判定勝ちを収めたことがある。2023年7月の武林風では、WLF武林風-70kg級世界王者のアナトリー・モイセーエフ(ロシア)をKOして王座奪取。12月の初来日で和島大海をKOしてK-1スーパー・ウェルター級王者となった。さらに2024年1月、武林風邪でダビッド・キリアをも3RでTKO。戦績は22勝(8KO)2敗。


“ブレーメンの暗殺隊”のニックネームを持つドイツのベテラン・シュロスは73戦とキャリアが豊富で、52勝のうち32KOをマークしている。WKU世界タイトルをキックルールとムエタイルールで2階級をそれぞれ制覇しており、目立つのは蹴り技のテクニック。強烈なミドルキックとヒザ蹴り、外から回してくるハイキックで相手を追い込むのが特長だ。戦績は52勝(32KO)17敗3分1無効試合。


 1R、フェンは右の力強い右ストレート。シュロスはジャブから右ハイキック。シュロスの右ローにはフェンが左アッパーからの右ストレートを返す。


 2R、フェンは左ミドルを連発し、シュロスは左右のボディから飛びヒザを放つ。シュロスは再び飛びヒザを放つが、右フックでフェンがダウンを奪う。


 3R、フェンは左ボディからの右フック、シュロスは左インローを蹴るがフェンの前進は止まらない。距離を詰めて右フックを見舞っていくフェン。さらにワンツーでシュロスを下がらせる。シュロスは右ヒザを突き刺すがフェンはかまわず前へ出て左フックからの右ストレート。シュロスもヒザとワンツーで応戦したが、ヒット数と手数ともにフェンが圧倒。


 フェンが判定勝ちで準々決勝へ進出した。

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