▼第16試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
○ゾーラ・アカピャン(ジョージア/ウクライナ/Gridin Gym)=69.7kg
判定3-0 ※30-28×2、30-27
×タラス・ナチュック(ウクライナ/Lottatori Milano)=69.4kg
※アカピャンが準々決勝へ進出。
アカピャンはロシアの格闘技イベント『RCC』で活躍する“悩殺の貴公子”がニックネームのイケメンファイター。獲得してきたタイトルは、FEA WGPライト級王座、RCC Fair Fightウェルター級王座、Tatneft Cup 2019ライト級トーナメント優勝の3つ。ムキムキボディから放たれるパンチは破壊力がありそうだが、ヒザ蹴りへつなげて倒すテクニックも持ち合わせる。端正な顔立ちとムキムキボディは日本での女性人気が出そう。セコンドにはチンギス・アラゾフが就く予定。戦績は28勝(9KO)4敗。
ナチュックは24歳とまだ若いウクライナの超新星。ISKA世界ライトミドル級(-72.5kg)とWAKOインターコンチネンタル ミドル級(-75kg)の二冠王で突進力があり、相手をロープに追い込んでの左右のボディブローは強烈だ。イタリアの格闘技イベント『OKTAGON』で活躍。戦績は22勝(11KO)2敗1分。
1R、まずは両者ローを蹴っての探り合い。アカピャンは左ボディから左ミドル。
2R、左右のヒザを上げてフェイントをしながら前に出るナチュック。アカピャンは左ボディ狙い。連打でコーナーに詰めるナチュックだが、クリーンヒットは奪えない。ナチュックのジャブに右ローを蹴るアカピャン。その左ボディにナチュックは右フック。
3R、このラウンドはアカピャンが前へ出る。右ストレート、左ボディで攻め、ナチュックは右カーフ。ジャブを突くナチュックにコンビネーションを決めるアカピャン。左ボディも綺麗に決める。飛びヒザ蹴りも放つナチュックだが、残り10秒でアカピャンが放ったワンツーにナチュックが片膝を着く。試合終了間際にダウンを奪った。
判定3-0でアカピャンが勝利。準々決勝へコマを進めた。