▼第20試合 K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦 3分3R延長1R
○ヴィクトル・アキモフ(ロシア/ブラジリアンタイ)=69.7kg
KO 2R 1分45秒 ※バックハンドブロー
×中島 玲(フリー)=69.9kg
※アキモフが準々決勝へ進出。
選手の欠場を受けて出場となったアキモフは、日本のホーストカップを主戦場に戦い、2022年3月には璃久と接戦となるも判定負け。2024年3月のホーストカップでは龍威地をKOして、勢いをつけてのK-1MAX参戦となった。富山県在住。
中島は元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者で、K-1転向を表明した中島は高校時代にボクシングを始めてアマチュアで実績を残すも、2016年に交通事故で首の骨を折る重傷を負ってしまう。そこから3年のリハビリを経て奇跡の復活を果たし、2019年にボクシングプロデビュー戦で判定勝利を収めた。
2020年10月にプロ4戦目にして前OPBF東洋太平洋ミドル級王者細川チャーリー忍を判定に破る大金星をあげて注目を浴びる。2023年4月には、ボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースした『3150 FIGHT SURVIVAL vol.4』の日本スーパーウェルター級暫定王者決定戦で同級2位の加藤寿をTKOで下し、日本暫定王者に。アマチュア戦績は26勝13敗、プロ戦績は6勝(1KO)2敗。2024年1月9日にボクシングの試合を終えたばかり。
1R、中島は踏み込んでの大きな右フック、サウスポーのアキモフは左ミドル、左カーフを蹴る。前へ出て圧をかける中島は右インロー。アキモフは左ミドル、中島が距離を詰めて左フックから右フックを打とうとしたところで、バックハンドブローをもらってダウンを喫する。
2R、中島は右インローを蹴り、距離を詰めてのパンチを狙うがアキモフはよく動いて当てさせない。中島が左ローを蹴ったところで、またもアキモフがバックハンドブロー。これが見事に決まり、アキモフのKO勝ちとなった。