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レポート

【K-1】ハッサン・トイが42秒で松倉信太郎をKO、初代ミドル級王座に就く。金子晃大が豪快KO勝ち、与座優貴が蹴りまくっての完勝、黒田斗真がアラブの神童を退ける

2023/06/03 13:06

▼第10試合 K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R延長1R
×リー・ホイ(中国/CFP)
判定0-3 ※28-30、29-30、27-30
〇ハッサン・トイ(トルコ/Team Toy)
※トイが決勝戦へ進出。


 1回戦で神保に延長戦で勝利したホイと1R1分35秒でザノリニをKOしたトイが準決勝を争う。


 1R、トイはいきなりの顔面前蹴り。左右ハイキックも連発する。ホイはジャブを突いてローとボディで崩しにかかるが、トイはジャブ、左ボディ、右ストレート。ホイはパンチの連打を見せてからのロー、ヒザに行くが、トイは顏までヒザを突き上げる。さらに左右ハイキックで脅かす。ホイのジャブを頭を振ってかわし、飛びヒザ蹴り、顔面前蹴りを放つトイ。


 2R、ホイは左フックから左ボディの連打。トイは右ハイを蹴っての右フック。1回戦では手数の多さが目立ったホイだが、トイは手数でも負けていない。トイが左ローから左ハイ、ホイが左ローを返すとすぐに左ローを返す。トイはここへ来て左ローを狙い撃ち。パンチを繰り出すホイだが、トイは頭を振ってかわしていき、ラウンド終了間際の左ローではホイが腰を落ちかけた。


 3R、前に出るトイはサウスポーになって右顔面前蹴り。ホイは左ボディを打っていくが、トイは左ローだ。左右連打のホイにトイが左フックでグラつかせ、パンチをまとめるが無理して倒しにはいかない。ホイが打ち返して前へ出るとトイは左フック、左ロー。そして飛びヒザ蹴りからのワンツー。ホイも諦めず右ロー、左右連打を繰り出すがトイはかわして右ストレート、左フック、最後は右ヒザ蹴り。


 判定3-0で“ドミネーター”の異名を持つトイがその名の通り試合を支配し、決勝進出を決めた。

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