▼第4試合 K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R延長1R
〇松倉信太郎(team VASILEUS)
TKO 1R 2分19秒 ※レフェリーストップ
×ヴィニシウス・ディオニツィオ(ブラジル/ブラジリアンタイ)
※松倉が準決勝へ進出。
松倉はK-1甲子園70kg日本一トーナメントでの優勝を経てK-1、Krushを主戦場にキャリアを重ねた。2018年に戦場を『RISE』に移し、『RIZIN』にも参戦。2019年7月にイ・ソンヒョンとRISEミドル級王座を争うも、5R判定負けで王座戴冠を逃した。2020年9月の『スックワンキントーン』ではWPMF世界スーパーミドル級王座を獲得。12月にT-98を判定3-0で降し、2021年3月にトーナメントを制してKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座に就いた。10月にはK-1クルーザー級トーナメントに出場した武来安をKOしている。2022年4月にK-1に復帰するとジュリオ・セザール・モリに判定勝利。戦績は33勝(17KO)16敗。
ディオニツィオはFight Dragonの80㎏王者となり、昨年12月のホーストカップに初来日。アーネスト・ホーストの愛弟子で、ONE Championshipにも参戦していたサンティーノ・ヴェルビークに勝利した。2023年3月のK-1に初参戦すると、神保克哉の連勝をストップしてみせた。戦績は15勝(9KO)5敗。
松倉のセコンドには盟友・武尊が就く。1R、松倉はジャブと左ミドル。ディオニツィオは前へ出てジャブ。松倉は右カーフを蹴り、右アッパーを突き上げて打ち合いに持ち込む。ディオニツィオの右が入るが、松倉に押される形で倒れたところでダウンをとられる。
松倉は一気に詰めて連打をまとめ、左ミドルと与座キック(内股への前蹴り)を効かせると一気に左右の連打。ディオニツィオが棒立ちとなり、レフェリーがストップ。松倉が準決勝に進出した。