▼第5試合 K-1 WORLD GP初代ミドル級王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R延長1R
〇ムスタファ・ハイダ(イタリア/Fight Club Firenze)
判定2-0 ※29-29、30-29×2
×MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)
※ハイダが準決勝へ進出。
ハイダはキャリア初期は世界の70~72kg戦線で活躍。2012年にWAKO-PROインターコンチネンタルミドル級(72kg)王座を獲得すると、2014年のKunlun Fight World MAX Tournamentではアンディ・サワーに勝利して、ベスト4にまで勝ち進んだ。2016年からはべラトール(キックボクシング)に定期参戦し、地元イタリアの格闘技イベントOktagonではISKA世界ライト・ミドル級(72.5kg)王座に就いた。2019年からはONE Championshipに参戦。ダニエル・ドーソンにKO勝ちすると、ニッキー・ホルツケンやレギン・アーセルといったチャンピオンクラスの選手たちと鎬を削ってきた。K-1には今回が初参戦。戦績は54勝(25KO)11敗2分。
JOEはアマチュアボクシングからキックボクシングに転向し、MMAにも挑戦した184cmの長身選手。2020年8月のKrush、2021年3月のK-1で共に勝利を収めている。2021年12月のBOMでクリスチャン・ジョセフを5Rに左ボディでKOし、第4代Bigbangスーパー・ウェルター級王座に続きWMCインターコンチネンタル・ミドル級王座を獲得すると、2022年9月には喜多村誠をTKOに破りWPMFインターナショナル・ミドル級王座も獲得して三冠王となった。今年4月にはBOMミドル級王者決定戦に臨んだが、ヨックペットに判定負け。戦績は10勝(5KO)6敗5分。
ハイダはキャリア初期は世界の70~72kg戦線で活躍。2012年にWAKO-PROインターコンチネンタルミドル級(72kg)王座を獲得すると、2014年のKunlun Fight World MAX Tournamentではアンディ・サワーに勝利して、ベスト4にまで勝ち進んだ。2016年からはべラトール(キックボクシング)に定期参戦し、地元イタリアの格闘技イベントOktagonではISKA世界ライト・ミドル級(72.5kg)王座に就いた。2019年からはONE Championshipに参戦。ダニエル・ドーソンにKO勝ちすると、ニッキー・ホルツケンやレギン・アーセルといったチャンピオンクラスの選手たちと鎬を削ってきた。K-1には今回が初参戦。戦績は54勝(25KO)11敗2分。
JOEはアマチュアボクシングからキックボクシングに転向し、MMAにも挑戦した184cmの長身選手。2020年8月のKrush、2021年3月のK-1で共に勝利を収めている。2021年12月のBOMでクリスチャン・ジョセフを5Rに左ボディでKOし、第4代Bigbangスーパー・ウェルター級王座に続きWMCインターコンチネンタル・ミドル級王座を獲得すると、2022年9月には喜多村誠をTKOに破りWPMFインターナショナル・ミドル級王座も獲得して三冠王となった。今年4月にはBOMミドル級王者決定戦に臨んだが、ヨックペットに判定負け。戦績は10勝(5KO)6敗5分。
1R、両者サウスポー。強いワンツーを打ったハイダにJOEはムエタイ式の左足払いで転倒させる。ハイダはジャブ、右ストレート、右ボディストレートといかにも強打という打ち方。JOEは前蹴りを多用し、左ローを蹴る。さらに左ストレート、ジャブを突くJOE。
2R、JOEは右フックから左ストレート。長い距離をとり、ハイダが左を打って来るとバックステップでかわす。ハイダが右フックからの左ボディ、JOEは前蹴り。右足を上げるフェイントも駆使するJOE。ハイダは突っ込んでの右フックをヒットさせるも、JOEはボディへヒザ。JOEがワンツーからヒザ、さらにムエタイ式の崩し。ジャブもしっかり当てていく。
3R、前に出るハイダが左ボディ、前蹴りでJOEを下がらせる。JOEも鋭いジャブを突く。ハイダの強い左ボディもJOEはすぐにジャブを当てる。ハイダの右インローにもジャブを返すJOE。ハイダは飛び込んでの左右ボディ。ハイダは右膝を大きく上げて入り込み、右ジャブを出すフェイントからの左ハイキックを蹴り、これにJOEが大きくバランスを崩す。まとめに行くハイダは左ストレートも叩き込み、ロープ伝いに逃げるJOEだったが、ハイダが攻め込んだ形でラウンドを終えた。