▼第8試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
〇椿原龍矢(月心会チーム侍/第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
×森坂 陸(エスジム/Krushフェザー級王者)
椿原はK-1甲子園2017 -55kg王者。2020年9月、K-1で江川から番狂わせの勝利を奪い、2021年3月のタイトルマッチでの再戦でも返り討ちにして第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者となった。5月の王者としての第一戦はノンタイトル戦で玖村修平に判定で勝利したが、12月の初防衛戦で軍司に敗れて王座を失った。2022年8月の「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では1回戦で斗麗に敗れ、12月には兼田将暉にも判定負けで連敗中。戦績は13勝(3KO)6敗1分。
森坂は2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、ムエタイ仕込みの蹴り技とバックハンドブローなどの回転技を駆使するトリッキーなファイトスタイルで戦績は16勝(3KO)12敗2分。江川優生、椿原龍矢、軍司泰斗ら後にK-1王者となる選手たちとしのぎを削り、2020年の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」では準優勝。2022年は4戦全勝し、2023年3月に玖村修平を破り第7代Krushフェザー級王座に就いた。17勝(3KO)12敗2分。
1R、両者軽快なステップを踏む。前へ出るのは森坂で右ローを蹴りつつバックキックやジャンプしてのミドルキック。椿原はジャブを突き、回り込みながらの右ロー。
2Rも前に出るのは森坂でジャブと右ロー&左ミドル、椿原はジャブを突いて右に繋ぐ。森坂は右ハイからそのまま回転してのバックハンドブロー。互いに右ローを蹴り、椿原はパンチをまとめるとヒザ蹴り。前に出る森坂に合わせる椿原の攻撃が当たり始める。
3R、椿原が左フックからの右ロー、ジャブ、右フックと攻撃を的確にヒットさせていく。森坂が左ハイを蹴ると椿原も左ハイ。真っ直ぐの椿原のジャブが何度も決まり、右ストレートもヒット。さらにヒザ蹴り。森坂は前に出るがそこへ椿原が右で先手をとる。ステップで動く椿原を追っていく森坂だが、椿原は下がりながらもしっかり攻撃を当てていく。残り10秒、椿原のワンツーに森坂が下がる。