▼第6試合 -56kg契約 3分3R延長1R
〇大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/初代Krushフライ級王者)
KO 1R 2分39秒 ※右ストレート
×紫苑(KIZUNA田川本部道場/第2代KPKBスーパーバンタム級王者)

大久保は、2022年6月の『THE MATCH 2022』で那須川天心の弟・龍心に勝利。9月は初代Krushフライ級王座決定トーナメントを制し、プロ4戦目にして王座に就いた。2024年7月と9月の「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」では準決勝で玖村将史を破る番狂わせを演じたが、決勝で金子晃大にKOで敗れた。12月にはKrush王者の璃明武を破っている。2025年2月、JTTからの刺客・竹見浩史郎をKO。5月に永坂吏羅との対戦が決まっていたが、永坂が規定時間内に計量をクリア出来ず不戦勝となった。戦績は11勝(1KO)2敗。

紫苑(しおん)はK-1甲子園2019西日本予選 -55kg優勝、第2代KPKB(九州プロキックボクシング)スーパーバンタム級王者で戦績は9勝(5KO)4敗1分。K-1 GROUPには2020年11月から出場し、3勝(1KO)4敗1分の戦績。

1R、大久保が右カーフとジャブ、紫苑は左インローを蹴っていくが大久保はバックステップでかわす。ジャブから左ミドルは大久保、紫苑がジャブを当てるとすかさず大久保がジャブを突く。

ここから大久保の多くのジャブが次々とヒットし、左ミドルにつなぐ。飛びヒザからワンツー、すぐに左ミドルを蹴る大久保。パンチのラッシュに紫苑は防戦一方となり、右ストレートでダウンを奪う。

一気に詰める大久保は右の強打を連打し、最後は右ストレート。2度目のダウンを奪ったところでレフェリーが試合をストップした。解説の魔裟斗は「倒し方を覚えた」と評した。

2度目のKO勝ちに満面の笑みを浮かべる大久保。マイクを持つと「勝ちたい気持ち伝わっていい試合が出来ました、ありがとうございます。僕の目標は年内に必ずK-1王者になる目標があるのでそれを叶えるために日々練習して勝ちます。それに僕はどの選手よりもK-1に対する想いがあるので、今年中に会長と一緒にベルトを獲ります。K-1最高っ!」とアピールした。





