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レポート

【K-1】マナートがK-JeeをKOしてV2、ムシンスキもKO圧勝、アカピャンが璃久を初回KO、マチャドがKO圧勝、朝久裕貴が初回KO勝ち、朝久泰央が難敵相手に勝利つかみ取る、SAHOがダウン奪い初防衛、初回KOの寺田匠がレミー・パラ挑戦表明、石井一成が延長戦で接戦制す、兼田将暉がハイキックで鮮やかなKO、大岩龍矢が左フック一閃KO勝ち、大久保琉唯が圧倒KO勝ちで「K-1最高っ!」

2025/07/13 11:07

▼第9試合 K-1フェザー級 3分3R延長1R
〇兼田将暉(RKS顕修塾/RKSフェザー級王者)
KO 3R 1分26秒 ※左ハイキック
×銀次(VAINQUEUR GYM/初代KPKBインターナショナル・フェザー級王者)


 兼田は空手をバックボーンに関西のアマチュア大会で活躍。K-1甲子園2017 -60kgで優勝。プロデビュー後もACCEL、HEAT、RKSと様々な団体でベルトを巻き、2022年1月のKrushでプロとしてK-1 GROUPに初参戦。12月に元K-1フェザー級王者・椿原龍矢からダウンを奪い、K-1 GROUP3連勝を果たす。23年4月には中国・武林風との対抗戦にも出場し、中国の地でリュー・ジーポンから勝利を収めた。12月はダウサヤーム・ウォーワンチャイからKO勝ち。2024年3月のRISEとの対抗戦では戸井田大輝をKOも、7月は寺田匠に敗北。その後は2連続初回KO勝ち。戦績は24勝(11KO)3敗。


 銀次は九州の四冠王で、かつてはKNOCK OUTで龍聖と王座決定戦を争ったこともある。前戦は2025年5月に寺島想から判定勝ち。戦績は22勝(12KO)9敗3分。


 1R、サウスポーの兼田に対して銀次は左へ回り込んでいき左ローを蹴る。兼田は左ミドル。銀次は時折前へ出て右を打つ。兼田は左ストレートを打ち、左ミドルから左インロー。兼田はノーモーションの左ストレートを混ぜつつ、左インローや左ミドルハイを蹴る。銀次は右インローを蹴るが、兼田に左を合わされる。ジャブのように左ストレートを当てる兼田。銀次も飛び込んでの右を打った。


 2R、いきなり兼田が銀次をコーナーに追い詰め、左ストレートと左ロー。銀次は右インローを蹴っていく。その銀次のローに左を合わせに行く兼田。銀次が左フックで飛び込んできたところに兼田が左ショートを合わせてダウンを奪う。



 立ち上がった銀次をコーナーへ詰め、応戦してくる銀次に兼田は無理をせず。左ミドルを蹴って銀次が右を出してくると左を合わせる。兼田は前に出る銀次の左フックをかわし、右フックから左ストレートでダウンを追加。


 3R、兼田はコーナーへ詰めていっての左ストレート、左フック。銀次は右インローと右ミドルを蹴る。兼田の左ミドルに銀次は右ミドルを返す。銀次のフックをかわしてすぐに打つ兼田。最後は、銀次のガードの上を超える左ハイキックを見事に決めて兼田がKO勝ちを収めた。

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