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レポート

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2025/07/13 11:07

▼第3試合 K-1女子アトム級 3分3R延長1R
〇末松 晄(K.I.K team BLADE)
判定3-0 ※29-28、30-28×2
×大西日和(K-1ジム福岡チームbeginning/初代KPKB女子アトム級王者)


 末松は2023年4月にプロ2戦目でKrush初参戦。9戦のキャリアを持つ谷田美穂と対戦し、機動力とスピードを見せつけて勝利、関係者から高く評価された。Krush2戦目では12戦のキャリアを持つKihoと対戦してドローに終わったが、高校卒業後の2024年9月は加藤りこに勝利、12月には大西日和との無敗対決も制した。2025年2月の「K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」では松谷綺に敗れ初黒星も準優勝。5月のKrushでは紗依茄をKOしている。戦績は7勝(2KO)1敗1分。


 大西は初代KPKB(九州プロキックボクシング)女子アトム級王者で、2024年5月のKrushでK-1グループに初参戦。これまで2勝1敗で、1敗は2024年12月に末松に付けられたものだ。


 1R、サウスポーの大西が左ストレートを直撃させて前へ出ていくが、末松も右ストレートを返す。左ストレートを狙う大西に末松は右の蹴りを出していく。大西の左ストレートで末松は右の目が腫れる。


 2R、末松が左ミドルを蹴って右ストレート、左フックで前へ出ていくと大西は右フック、左ストレートで迎え撃つ。大西にロープを背負わせると末松が連打。末松が右ハイキックからワンツー。左ボディも打つ。末松の右ボディから左右フック、さらに右ミドル。大西も入り込んで左を打つが、末松の多彩な技プラス手数でペースを握った。


 3R、末松の右目はさらに腫れあがる。大西が左ミドル、左インロー。大西は左ミドルで前へ出るが末松は左ボディで迎え撃つ。じりじりと詰めていく末松がワンツーから右ボディストレート、大西は蹴るがすぐに末松がワンツーで前へ出る。左ローを蹴る大西に末松は右ストレート。ワンツーで前へ出ていく末松に大西は左ローと左ミドル。


 最後までアグレッシブに攻め続けた末松が判定3-0で大西を返り討ちにした。

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