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レポート

【K-1】マナートがK-JeeをKOしてV2、ムシンスキもKO圧勝、アカピャンが璃久を初回KO、マチャドがKO圧勝、朝久裕貴が初回KO勝ち、朝久泰央が難敵相手に勝利つかみ取る、SAHOがダウン奪い初防衛、初回KOの寺田匠がレミー・パラ挑戦表明、石井一成が延長戦で接戦制す、兼田将暉がハイキックで鮮やかなKO、大岩龍矢が左フック一閃KO勝ち、大久保琉唯が圧倒KO勝ちで「K-1最高っ!」

2025/07/13 11:07

▼第16試合 K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
〇ゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)
KO 1R 2分51秒 ※右フック
×璃久(eiL-08)


 アカピャンは、ロシアの格闘技イベント『RCC』で活躍する“悩殺の貴公子”。24年3月にK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦へ初出場すると、タラス・ナチュックから判定勝ち。続く7月の準々決勝はカスペル・ムシンスキと対戦するも、判定負けを喫した。10月はダリル・フェルドンクに延長判定負けも12月はロシアのRCCで勝利再起した。戦績は30勝(9KO) 6敗。


 璃久は、投げ技・立ち関節技有りの打撃格闘技シュートボクシング(SB)で実績を作り、23年7月のKrushで森田奈男樹からKO勝ち。12月はK-1でアビラル・ヒマラヤン・チーターから判定勝利。24年3月にK-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント開幕戦でデング・シルバと対戦もTKO負け。25年2月はモハメド・ブタザを下した。戦績は12勝(5KO) 4敗1分。


 1R、右ローを蹴っていく璃久にアカピャンは右オーバーハンド。璃久は右ハイを蹴ってワンツー、璃久が攻撃すると両腕ブロックをがっちりと固めて璃久の攻撃を受ける。アカピャンが右フックを打ってくると璃久は左ミドル。璃久の右カーフがヒットしたが、その直後にアカピャンの右フックからの左フックがクリーンヒット。すかさずパンチをまとめて右フックの3連打でダウンを奪う。


 最後も右フックから左アッパー、さらに右フックで璃久を叩き潰すように仕留めた。




 パワフルさが以前よりも増したアカピャンは「今日はこのように勝利することが出来てとても嬉しい。第一に勝利者に育ててくれたコーチに感謝を述べたい。第二にファンの皆さんに感謝の気持ちを述べたい。いつも日本に来ると嬉しい気持ちがします。日本のラーメンとても好きです。今日は勝利の後のラーメンということでとても美味しく食べられると思います。9月に70kgトーナメントが始まります。前回満足しなかったので今回は十分な成果を出せるように頑張ります」とマイクで語った。

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