▼第8試合 -58.5kg契約 3分3R延長1R
〇石田龍大(POWER OF DREAM/Krushフェザー級王者)
判定3-0 ※30-27×3
×ダウサヤーム・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/初代KPKBインターナショナル・スーパーフェザー級王者)
石田は2020年2月にKrushでプロデビュー。2戦目で髙橋直輝に判定で敗れたが、以後は連勝で11勝(5KO)1敗の戦績を誇る。2024年9月の「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント」決勝戦で橋本雷汰に延長戦で勝利し、第9代王座に就いた。2025年2月のK-1では永坂吏羅に判定勝ちしている。5月の初防衛戦では松本海翔を2RでKOに仕留めた。PODらしくボクシング技術が光るサウスポー。
ダウサヤームは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級6位で、2017年から日本で試合を行っている。軽量級トップ選手たちに連勝して日本人キラーと呼ばれ、2020年にはKNOCK OUTで安本晴翔と対戦して判定2-1で敗れるも接戦を演じた。2023年7月のK-1に初参戦して軍司泰斗に判定負け、12月のK-1では兼田将暉にKO負けを喫した。しかし、最近の試合では5連勝、全て1RでKOして初代KPKB(九州プロキックボクシング)インターナショナル・スーパーフェザー級王座にも就いた。戦績は69勝(22KO)17敗。

1R、まずはダウサヤームが伸びのある右ミドル。スーパーマンパンチも放つ。サウスポーの石田は左ストレート、右カーフ。右ミドルを蹴られた石田だが、左ストレートをヒットさせてダウサヤームを下がらせる。ロープを背負うダウサヤームは右ストレート、左フック。詰める石田は左ボディストレート、右フック。石田は左ボディストレート2発から右ボディフックとボディを中心に攻めた。

2R、右ミドルを蹴るダウサヤームに石田はジャブ、右フック。ダウサヤームも左フックを打ってくる。このラウンドはパンチを打ってくるダウサヤームに石田は左ボディストレート。左フックからガードの隙間を縫う右アッパーを突き上げた石田。ここで石田がパンチをまとめるが、ダウサヤームは前足を払ってコカす。石田の左前蹴りをもらったダウサヤームが明らかにダメージを感じさせ、石田がパンチでロープ際へ詰めるがダウサヤームも右を返す。

3R、石田は左三日月。ダウサヤームが左フックとヒザ、右ミドルで攻めると石田は下がってカウンター狙いか。左フックをクリーンヒットさせた石田は詰めていき、右アッパーと左ボディ。右アッパーと左ストレート、すぐに左ボディと石田が連続ヒットを奪い、左ストレートでのけ反る。

ロープを背負わせて連打を見舞う石田だがダウサヤームは耐えつつ左右フックと右ミドルを返す。しかし、左ストレートでロープにもたれかかり、石田が追撃したところでダウンがコールされた。再開後、すぐに試合終了。






