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レポート

【K-1】マナートがK-JeeをKOしてV2、ムシンスキもKO圧勝、アカピャンが璃久を初回KO、マチャドがKO圧勝、朝久裕貴が初回KO勝ち、朝久泰央が難敵相手に勝利つかみ取る、SAHOがダウン奪い初防衛、初回KOの寺田匠がレミー・パラ挑戦表明、石井一成が延長戦で接戦制す、兼田将暉がハイキックで鮮やかなKO、大岩龍矢が左フック一閃KO勝ち、大久保琉唯が圧倒KO勝ちで「K-1最高っ!」

2025/07/13 11:07

▼第17試合 -73kg契約 3分3R延長1R
〇カスペル・ムシンスキ(ポーランド/Armia Polkowice)
KO 2R 2分01秒 ※左ミドルキック
×チェン・ヨンホイ(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)


 ムシンスキは“執念のラストマン”と呼ばれるポーランドの強豪。MFC世界タイトルをはじめ、ポーランド国内王座を総なめにしてきた覇王。24年3月にK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦でストーヤン・コプリヴレンスキーからダウンを奪い勝利。準々決勝はゾーラ・アカピャンから勝利するも、準決勝はケガで欠場。12月はバレンティン・マヴロディンからKOで勝利した。戦績は25勝(11KO) 1敗 1分。


 ヨンホイは、2020年WLF武林新一代-70kg王者。23歳と若く26戦 14勝(8KO) 12敗を持つ。中国のオウヤン・フェンに続き、70kg級で名を広めたい新鋭だ。戦績は14勝(8KO) 12敗。


 1R、前に出るムシンスキは右カーフと右フック、ヨンホイも左右ローを蹴る。ムシンスキは右クロスから右ロー、ヨンホイはジャブを突いて右ストレートから左ロー、前に出るムシンスキが左ボディを打つ。ヨンホイの攻撃をものともせず、前に出て前蹴り、左ミドル、左フック。最後には後ろ蹴りを繰り出し、そのまま右ボディを打つ。ムシンスキが圧倒的な圧力の強さを見せた。


 2R、ムシンスキがいきなり右フック。ヨンホイはステップで回り込むが、ムシンスキが右カーフを蹴る。ジャブを出すヨンホイにムシンスキは左ミドル。ヨンホイも右カーフを2発蹴り、右ストレートをヒットさせる。ムシンスキは左右ボディ、ヨンホイも打ち合う。ヨンホイはカカト落としを繰り出すが、ムシンスキが左ボディ。


 コーナーに詰めたムシンスキが後ろ蹴りをヒットさせ、腹をおさえて倒れかかったヨンホイのボディへヒザを突き刺すとヨンホイはダウン。再開後、すぐにムシンスキの左ミドルが決まり、ヨンホイはうずくまってダウン。ムシンスキのKO勝ちとなった。


 ムシンスキはマイクを持つと「皆さんが盛り上がってくれたおかげで楽しい試合が出来ました。9月のトーナメントの準備を進めていくが、明日から1週間は家族とバケーションを楽しみたい。その後に準備を整えていきます」と語った。

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