アイピック株式会社Presents NJKF CHALLNEGER122026年2月8日(日)東京・後楽園ホール※U-NEXTにてLIVE配信中
▼メインイベント NJKFスーパーファイト 日泰国際戦スーパーライト級 3分3R延長1R×パイデン・ペー・サイシ(タイ/元IBFライト級世界王者)判定2-1 ※28-29×2、29-28〇吉田凜汰朗(VERTEX/元NJKFスーパーライト級王者、ロードtoムエタイ スーパーライト級王者)
吉田は2023年9月、5年に渡り王座を保持していた畠山隼人をKOで破り、NJKFスーパーライト級王者に。この試合はNJKFの年間最高試合に選ばれた。2024年2月にはWBCムエタイ日本ウェルター級王者の青木洋輔を判定で破り、2025年6月にはNJKF初のOFGマッチで健太とドロー。2025年11月、切詰大貴との王者対決を制して『Road to Muay Thai』スーパーライト級トーナメント優勝者となり、今回の世界王座挑戦権を手にした。
パイデンは身長170cmで25歳のサウスポー。2023年4月から『ONE Friday Fights』に参戦し、コンスック・フェアテックス、ドゥアンソムポン・ジットムアンノン、ジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリーとトップどころばかりを相手に3連敗を喫しているが、初参戦では来日経験もあるバットマン・オー・アッチャリアを判定で破っている。
吉田は渡辺真知子の昭和の大ヒット曲「かもめが翔んだ日」で入場。
1R、両者ともスイッチを織り交ぜながら、吉田はジャブとロー、パイデンは右の蹴り。パイデンが左ミドルを当てれば、吉田は左ローを蹴る。右カーフを蹴って下がり、パイデンを前に出させようとする吉田。パイデンは右ローを奥足へ蹴っていく。
2R、吉田は右ストレートを伸ばしていき、パイデンが右ローで迎え撃つ。左右に構えを変えながら吉田はパイデンのローに右ストレートを合わせに行く吉田。パイデンは両手を前に出して吉田のパンチを防ぎ、手が顔の前まで来ると右ヒジを打つ。
3R、吉田が右ボディストレート、パイデンはサウスポーから左ミドル。パンチを連打して前へ出る吉田がジャブを当てての右ストレート。パイデンは左ミドルを蹴って組み付くが、ここで吉田がヒジ打ちも。パイデンの右ローにも右ストレートを返して当てる。
組み付くパイデンだが吉田もヒザを蹴る。前に出る吉田が右ストレートを連打。さらにワンツーをパイデンのガードの上から連打する。パイデンは左ヒザ、左ミドルで応戦。吉田は右ミドルからワンツーで前へ出る。
判定は2-1と割れ、吉田が勝利。勝利者インタビューで「ディフェンス面がパイデン選手は勉強になることが多くて、自分はまだまだなので日々勉強していきます。皆さんのおかげで今日もリングに立てているので感謝しています。めちゃくちゃありがとうございます」と語った。
[nextpage]
▼セミファイナル WBCムエタイ日本統一バンタム級タイトルマッチ 3分5R〇星 拓海(IDEAL GYM/王者)判定2-1 ※47-48、48-47×2×HIROYUKI(RIKIX/挑戦者)※星が初防衛に成功。
星は2022年3月にKROSS×OVERでプロデビューし、シュートボクシング、RISE、スックワンキントーンなどに出場。2024年11月に桂英慈を破りスックワンキントーン認定バンタム級王座に就いた。2025年2月にはRISEで上村雄音に勝利している。2025年6月、嵐をKOしてWBCムエタイ日本統一バンタム級王座を獲得して今回が初防衛戦。
HIROYUKIは目の良さと身体能力の高さを活かし、打たせずに打つ試合が持ち味。時折、派手な蹴り技も見せる。新日本キックボクシング協会の第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者。RIKIX移籍後は様々な団体に参戦して活躍。11月の『Bigbang』で板橋武留を98秒でハイキックKOし、Bigbangバンタム級王座に就くと、12月12日の『ONE Friday Fights』でペッダム・シテラワンに初回KO勝ちと波に乗っている。
1R、前蹴りを互いに出し、ローを蹴っていく。前に出るのはHIROYUKIで左の三日月蹴り、星は右カーフを蹴り返す。圧をかけていくHIROYUKIに星は左へ回り込んでいく。ミドルの蹴り合い、ローの蹴り合いが続く中、蹴り足キャッチも使う。
2R、星はジャブを突いていき、右ローを蹴って回り込む。HIROYUKIはそれについていき、右ローを蹴る。圧をかけるHIROYUKIに回り込む星という展開。星が左三日月からの右ストレート、HIROYUKIは詰めて右ストレートを打つが、星はかわしていく。HIROYUKIが右ボディストレート。終盤打ち合いとなるが、両者相手のパンチを見事にかわす。
3Rも圧をかけていくHIROYUKIに、回り込む星。右ロー、左ミドルを蹴る星にHIROYUKIは右カーフを蹴り返す。回り込む星をなかなか捉えることが出来ないHIROYUKIは右ボディストレートを打つ。星は回り込んでのロー&ミドル。HIROYUKIは縦ヒジで入り込む。さらに距離を詰めて左ボディを打つHIROYUKI。手数多くヒットを奪ったのは星だが、終盤のHIROYUKIの攻撃は印象が強かった。
4R、星は組みに行ってヒザ蹴り。前に出るHIROYUKIに星が左フックからの右ハイ、HIROYUKIが組み倒すが、立つと星が前蹴りと左ローで攻める。このラウンドも終盤、HIROYUKIがヒジを振り下ろし、下がった星へ左ハイキック。攻撃の印象を付ける。
5R、ジャブを突きながら前に出るHIROYUKIは左フック、右ロー。このラウンドはHIROYUKIがジャブを突いてどんどん前に出ていく。星は組み付くがヒザには結びつかない。左右ハイを蹴る星にHIROYUKIが左ボディを見舞う。
星は右ストレートを打っては組み付くを繰り返す。胴廻しは空振りに。HIROYUKIが右ストレートからハイアングルの飛びヒザ蹴り、前に出て下がる星を追っていく展開で試合終了。
判定は2-1と割れ、星が接戦を制した(WBCムエタイはラウンドマスト判定)。マイクを持った星は「12月30日の試合から期間が短く不安もあったんですけれど、会長とチームのみんなで作り上げてこられたので感謝しています。過去最強のHIROYUKI選手に勝って、5連続KOの波を止められたのでホッとしています。2-1という判定で自分でも納得いってないので、まずは僕がもっともっと強くなりたいと思います」と話した。