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レポート

【K-1】和島大海が復活のKO勝ち、フェルドンクがアカピャンとのタフファイト制す、SAHOがバルトに大差の判定勝ち、近藤拳成が林健太に大逆転KO勝ち、兼田将暉が斗麗を強烈一撃KOで軍司に対戦表明、玖村修平が椿原龍矢にリベンジ、古宮晴が篠原悠人にKO勝ちで大岩への挑戦を表明、第1試合で村田健悟が鮮やかKO=速報中

2024/10/05 11:10

▼第12試合 K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
〇和島大海(月心会チーム侍/第4代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者)
KO 1R 1分19秒 ※左ヒザ蹴り
×キム・ジュンファ(韓国/安養サムサン)


 和島は第1回K-1アマチュア全日本大会優勝など、アマチュア大会で数々の実績を残して2016年7月にKrush初参戦。サウスポーから繰り出す破壊力十分のパンチと蹴りで2020年3月の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントでは準優勝。その後3連続KO勝ちを飾ると、2021年12月に木村“フィリップ”ミノルに挑戦して左ミドルでKO勝ち、K-1王座に就いた。2022年6月の『THE MATCH 2022』では“ブラックパンサー”ベイノアから3度のダウンを奪う圧勝を遂げ、9月はメレティス・カコウバヴァスを1RでTKO。2023年3月にはジョムトーンを延長戦でKOし、7月にはかつて敗れているジョーダン・ピケオーをもKOしてK-1では7連続KOを飾ったが、12月の3度目の防衛戦でオウヤン・フェンにKOで敗れて王座を失った。

 今年3月のK-1 WORLD MAX一回戦でダリル・フェルドンクにKO負けを喫し、今回が再起戦となる。戦績は20勝(17KO)6敗。

 ジュンファは、韓国のメジャー打撃格闘技大会『MAX FC』のウェルター級(-70kg)とミドル級(-75kg)の2階級を制し、IFMAアマチュア世界ライトヘビー(-81kg)王者にも輝いた。パンチの強打を武器に22勝のうち10KOと高い決定力を持っている。戦績は22勝(10KO)8敗1分。

 1R開始すぐ、和島は左ミドルからの左インロー、ジュンファは大きくバランスを崩す。ジュンファは右フックを繰り出すが、和島は左ミドルを蹴っていく。ジャブと前蹴りで距離を作り、右へ回り込む和島。ジュンファが入ってくるとテンカオで迎え撃つ。

 右フックを放って前へ出てくるジュンファへ和島が左の三日月蹴りでダウンを奪う。立ち上がったジュンファは再び左フックで前へ出ようとしたが、そこへ和島がカウンターの左テンカオをグサリ。ジュンファは悶絶して倒れ、和島がKO勝利で復活した。

 和島はマイクを持つと「今日、本当に皆さんの応援もめちゃくちゃ聞こえましたし、いつも支えてくれているチームの皆さんとかスポンサーさんとかいつもありがとうございます。今日は勝てたんですけれど、和島大海これからだと思います。70kgでもう1回ベルトを獲るために頑張っていきたいと思います」と、王座奪還を目標にしていくと語った。

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