▼第17試合 K-1 WORLD GP 2024無差別級アジア予選 3分3R延長1R
エロール・ジマーマン(オランダ)
山口翔大(GENESIS)
ジマーマンは2008年4月のK-1 WORLD GPアムステルダム大会での予選トーナメントで優勝し、9月の『K-1 WORLD GP 2008 FINAL16』に初出場。グラウベ・フェイトーザから2度のダウンを奪って勝利し、一躍注目を集める。12月のFINALではエヴェルトン・テイシェイラからもダウンを奪って勝利、準決勝ではバダ・ハリとダウン応酬の激闘を演じるも逆転KO負けを喫した。その後はK-1ヘビー級の主力選手の一人となり、“エロジマン”のニックネームでファンに親しまれた。
現在38歳になっても現役を続け、2024年6月13日にルーマニア・ガラツィにて開催された『K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024』でK-1にカムバック。メインイベントでギリシャのマイク・カラマスケタスと対戦し、右ローキックで戦意喪失に追い込んで初回TKO勝ちを収めている。戦績は90勝(51KO)28敗。日本のK-1出場は2010年12月以来。
山口は空手をバックボーンに持ち、白蓮会館の全日本大会で5度優勝。300超の流派・団体が加盟するJFKO全日本大会では、2018年と2019年の重量級を連覇。2019年には新極真会の世界大会の日本代表に選ばれ、世界の強豪と戦った。2022年に白蓮会館を退会し、キックボクシングに挑戦。2022年9月にKrushへ参戦して木村太地から判定勝ち。12月にK-1のリングで佐野勇海をKO、2023年4月にKrushでANIMAL☆KOJIから判定勝利、12月には星龍之介をKOで下した。2024年7月のホーストカップで入田和樹から判定勝ちし、戦績を7勝(3KO)無敗とした。