K-1K-1
K-1
レポート

【K-1】和島大海が復活のKO勝ち、フェルドンクがアカピャンとのタフファイト制す、SAHOがバルトに大差の判定勝ち、近藤拳成が林健太に大逆転KO勝ち、兼田将暉が斗麗を強烈一撃KOで軍司に対戦表明、玖村修平が椿原龍矢にリベンジ、古宮晴が篠原悠人にKO勝ちで大岩への挑戦を表明、第1試合で村田健悟が鮮やかKO=速報中

2024/10/05 11:10

▼第16試合 K-1 WORLD GP 2024無差別級アジア予選 3分3R延長1R
シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者)
クラウディオ・イストラテ(ルーマニア/K-1 30周年記念無差別級トーナメント準優勝)


 カリミアンはアマチュアムエタイで活躍後、2018年9月の「K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント」に初来日。トーナメントを制して初代王者となった。同王座は2020年12月の3度目の防衛戦でK-Jeeに敗れて手放したが、2021年3月のダイレクトリマッチでK-JeeをKOし、王座を奪還。その後は、反則勝ちも含めて5連勝。2023年9月の「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」では1回戦でKO勝利も準決勝でクラウディオ・イストラテに敗れる。2024年3月、初防衛戦でリュウ・ツァーにKO負けを喫し、王座を手放した。200cm、90kg。戦績は16勝(8KO)4敗。

 イストラテはルーマニア出身でイタリア在住のISKAヨーロッパ・ヘビー級王者。ガードが固く、攻撃は大胆に突進するのが持ち味。2023年9月のK-1に初来日し、「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」の1回戦でマハムード・サッタリを初回KO、準決勝でシナ・カリミアンに判定勝ちで決勝へ進出したがリュウ・ツァーに初回KO負けで優勝を逃した。2024年6月にはサラエボで行われた「K-1無差別級東欧予選トーナメント」に出場したが、1回戦で試合放棄による負け。9月には『巌流島VIRTUAL SURVIVAL2』に出場し、三上ヘンリー大智に判定負けしている。187cm、110kg。

 前述の通り、両者は2023年9月の「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」準決勝で対戦し、1Rにイストラテが先制のダウンを奪い、2Rになるとカリミアンのパンチが後頭部に当たった、カリミアンの蹴りがローブローになったとイストラテがアピール。長い中断もあり、ラウンド終了のゴングが鳴ってレフェリーが両者を分けようとしたところでカリミアンの左フックがレフェリーにヒットしてしまい、レフェリーがダウンするという場面も。

 協議の結果、カリミアンは反則が多いため減点1のイエローカード。その後もローブローで中断するなど荒れた展開となってイストラテが判定勝ちしたが、カリミアンは「何度見てもスタミナが無いし、言い訳ばかりだし、金的を蹴られたふりや、マウスピースを口から出して時間稼ぎする選手だと思っています」とイストラテを酷評。因縁が残る一戦となっていた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.334
2024年9月21日発売
UFCデビューの朝倉海をビリー&エリーHCと共にインタビュー。またUFC6連勝で1位ロイヴァルと戦う平良達郎、DJの引退インタビュー、期待のプロスペクト、格闘技の新しいミカタを特集!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント