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2023年9月24日(日)開催の『RIZIN.44』(さいたまスーパーアリーナ)の全試合順が発表された(※選手名からインタビュー)。
第11試合のメインイベントは、フェザー級(66kg)でクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)vs.金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)に決定した。
▼第11試合 フェザー級(66kg)5分3R
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
前RIZINフェザー級世界王者のクレベルは、2020年大晦日にRIZIN初参戦以降、カイル・アグォン、摩嶋一整、朝倉未来、 佐々木憂流迦、牛久絢太郎の6選手に全試合一本勝ちも、2022年大晦日にBellator王者のパトリシオ・ピットブルに判定負け。2023年6月に鈴木千裕を1R 腕十字を極めるも400gの体重超過で王座剥奪となっている(※現王者は朝倉未来に一本勝ちしたヴガール・ケラモフ)。
対する金原は、元UFCファイターで元SRCフェザー級王者。RIZINではフェザー級で芦田崇宏、摩嶋一整にTKO勝ち。2023年4月の前戦では山本空良から再三のダウンを奪う判定勝ちで、3連勝中。
ビックマッチでは、戦極時代に両国国技館でSRCフェザー級チャンピオンシップをマルロン・サンドロと戦っているが、さいたまスーパーアリーナでのメインイベントは初となる。プーケットでファイトキャンプも行い、タイガームエタイでの出稽古を経て、集大成の大一番に向かう。
第10試合のセミでは、メインと同じくフェザー級で、牛久絢太郎(アメリカントップチーム)vs.萩原京平(SMORKER GYM)が組まれた。
▼第10試合 フェザー級(66kg)5分3R
牛久絢太郎(K-Clann/ATT)
萩原京平(SMOKER GYM)
クレベル・コイケ、朝倉未来に敗れ、2連敗中の牛久は米国フロリダで堀口恭司と合流。「ATT」に所属を変え、米国から参戦となる。
対する萩原は、弥益ドミネーター聡志、クレベル・コイケ、鈴木千裕相手に3連敗も、2023年4月の前戦でカイル・アグォンを相手に組みの進化を見せる判定勝ちで再起。グラップリングベースの牛久越えを果たしてフェザー級上位陣入りを狙う。
▼第9試合 ライト級(71.0kg)5分3R
スパイク・カーライル(米国)
堀江圭功(ALLIANCE)
第9試合では、ライト級転向の堀江圭功がスパイク・カーライルと対戦。RIZIN3連勝も4月にケラモフに一本負けで階級を上げた堀江が「フィジカル」「スタミナ」面で吉と出るか、凶と出るか。カーライルはAJ・マッキー、ホベルト・サトシ・ソウザと強豪相手に2連敗中。武田光司戦で見せた組みの強さを出せるか。
▼第8試合 ヘビー級(120.0kg)5分3R
スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)
トッド・ダフィー(米国)
第8試合は、スダリオ剛vs.トッド・ダフィーのヘビー級戦。ベテランのダフィーと新世代のスダリオによる、MMAヘビー級オールドスクールvs.ニュージェネレーション対決となる。
▼第7試合 RIZINキックボクシングルール 70.0kg契約 3分3R
安保瑠輝也(MFL team CLUB es)
宇佐美正パトリック(Battle-Box)
第7試合は、RIZIN初戦でブアカーオ・バンチャメークと判定0-0ドローの安保瑠輝也が、高校ボクシング六冠でMMA6勝2敗の宇佐美正パトリックと「RIZINキックルール」で戦う。宇佐美は前戦はMMAで韓国のキム・ギョンピュに1R 一本負け。
▼第6試合 フェザー級(66kg)5分3R
中原由貴(マッハ道場)
白川陸斗(トライフォース赤坂)
第6試合は、フェザー級で4連勝から怪我で約2年ぶりの復帰戦となる白川陸斗が、元ONE戦士で大晦日の鈴木千裕戦を落としてからの復帰戦となる中原由貴と激突。フェザー級上位進出をかけたサバイバルマッチだ。
▼第5試合 フェザー級(66kg)5分3R
摩嶋一整(毛利道場)
横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)
第5試合は、フェザー級の“寝技師対決”となる摩嶋一整vs.横山武司。上から強い摩嶋と、下からの極めもある横山の寝技で最後に極めるのは? 摩嶋は2022年4月に金原にTKO負けも、2023年5月に芦田崇宏にヴォlンフルーチョークで一本勝ち。横山も5月に山本琢也に腕十字で一本勝ちしている。
▼第4試合 フライ級(57.0kg)5分3R
福田龍彌(MIBURO)
山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)
第4試合は、フライ級の福田龍彌vs.山本アーセン。DEEPで強豪揃いのGPで優勝した全てをこなせるストライカーの福田に対し、グレコ強豪のアーセンは伊藤裕樹戦で見せた「無限レスリング地獄」を遂行できるか。
▼第3試合 バンタム級(61.0kg)5分3R
中島太一(ロータス世田谷)
岡田 遼(パラエストラ千葉)
第3試合は、バンタム級で中島太一vs.岡田遼のパンクラス王者vs.元修斗王者対決が実現。ともにベテランのオールラウンダー同士がどんな戦力で戦うか。MMA IQの高い一戦になる。
▼第2試合 ヘビー級(120kg)5分3R
シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)
ヤノス・チューカス(ハンガリー)
第2試合は、シビサイ頌真vs.ヤノス・チューカス。日本人ヘビー級主力選手のシビサイが、RIZIN初参戦でスダリオに敗れたチューカスを迎え撃つ。柔道ベースで投げもあるシビサイと、パウンダーのチューカス。どちらが上を取るか。
▼第1試合 フライ級(57.0kg)5分3R
征矢 貴(パラエストラ松戸)
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン/Muradov legion team)
第1試合では、フライ級で征矢貴vs.ラマザン・テミロフが組まれた。共に打撃によるフィニッシュを9つ持つ強打者。難病・怪我とも闘うなかで5月の試合に臨めなかった征矢は再起戦。その5月に浜本“キャット”雄大を1Rで仕留めたテミロフとは組みも混ぜたMMAの打撃がキーとなるか。