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【RIZIN】サトシもAJに判定負け、クレベル連勝が「7」でストップ、パトリシオ、堀口、アーチュレッタ、ラバダノフが判定勝ちでBellatorが5連勝! 女子GP決勝・伊澤がパク・シウとの接戦制しGP優勝、井上が瀧澤に完勝、平本は梅野からダウン奪うドロー

2022/12/31 13:12

▼第3試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
×中原由貴(マッハ道場)65.90kg
[1R 4分44秒 TKO] ※右ストレート
〇鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)65.85kg



 元GLADIATORフェザー級王者でONE Championshipでも活躍した中原は、2022年7月にRIZIN初参戦。関鉄矢との打撃戦を制しRIZIN初白星を挙げると、同年10月のRIZIN.39では原口央にTKO勝利し、RIZIN2連勝をマークしている。



 対する鈴木は、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者。ペルー人の父と日本人の母を持つハーフで、3歳から伝統派空手を始め、中学生でMMAに挑戦。2018年のPANCRASEネオブラッド・トーナメントフライ級で優勝を果たした。キックとMMAの二刀流で戦い、MMA戦績9勝3敗。2021年9月にRIZINに初参戦し、昇侍に敗れたものの、山本空良、平本蓮、萩原京平、2022年11月の前戦では今成正和も判定で下し、4連勝中。

 1R、サウスポー構えの中原。オーソドックス構えの鈴木。先に中央を取るのは中原。鈴木は遠間から右ハイで牽制。続く右ハイは空振りに。中原はワンツーの左を届かせる。さらに左ミドル!

 ブロック上に受けた鈴木はワンツーの右もかわして組む中原は右で差して組み。鈴木はロープを背にす右手を押すが、中原はコーナーで四つに。鈴木は右ヒザを突いたところで崩しに。しかし凌ぐ鈴木に左で小手に巻き投げ!

 すぐに立つ鈴木にワンツーの左を当てる中原! さらにボディストレート。コーナーに詰めてのワンツーを当てる。組みのみならず打撃でも攻勢に立つ中原。しかし鈴木は、中原の左に右を合わせに行く。中原が詰めてその間合いで応戦することで、さらに乱打戦に持ち込み、打撃の回転を上げて強打を活かした右から左フックで中原が後退!





 前に出た鈴木は左を当てて右、打ち返す中原に詰めて左から最後は右で中原を前のめりにダウンさせた。



 勝負所を逃さなかった鈴木は、リング上で「大晦日、言ったぞ、KOするって、有言実行! やっぱり格闘技は勝たなきゃけない。2022年、いろいろあったけど信じる・信じないも。榊原さん、自分、来年、タイトルマッチをやりたいです。もしまだなら相応しい相手をお願いします。絶対俺ならKOします。お母さん、ありがとう。来年チャピオンになるぞ」と語った。

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