▼第5試合 フェザー級(66kg)5分3R
○白川陸斗(トライフォース赤坂)66.0kg
[1R 3分48秒 TKO] ※サッカーキック
×山本琢也(パラエストラ千葉)65.70kg
白川はTHE OUTSIDER出身で、2015年10月のDEEPでプロデビュー。後にバンタム級王者となるソン・ジンスを相手に最後まで食い下がり、判定で敗れるも大健闘した。2018年12月に北田俊亮を破り、2019年4月の釜谷真戦では逆転負け。6月には石司晃一から勝利を収めている。トライフォース赤坂に移籍後、2020年8月にRIZIN初参戦を果たすも萩原京平にTKO負け。11月1日にDEEPで再起すると、同月21日にRIZINで朴光哲からTKO勝ち。今年6月には青井人に判定勝ちして連勝中。
山本は全日本アマチュア修斗ウェルター級で優勝すると、2014年11月のGRACHANでプロデビュー。2018年9月にGRACHANライト級王座決定戦で岸本泰昭に勝利して王座に就くと、2019年12月に植田豊にTKO勝ちして初防衛に成功。2020年12月にはGRACHANフェザー級王座決定戦に臨み、鍵山雄介にTKO勝ちして二階級制覇に成功した。現在8連勝と絶好調でRIZINに初参戦。パラエストラ千葉ネットワークのなかで猛者たちを相手に練り上げてきた。
1R、ゴングに中央に走り込み跳びヒザは白川! それをキャッチして右で差して体を入れ替える山本。コーナーに押し込む山本を突き放す白川。
左右のワンツーは山本! さらに右カーフキックも! しかし白川も首相撲ヒザを突く。コーナーで組んで足をかけて引き出そうとする山本。ロープを掴んで倒れない白川は打ち下ろしの右! 山本も左を返して前に。左右を突きながらも右ローも織り交ぜる。
打ち合いに持ち込んだ白川は、左ボディを突き、精度で上回る。それでも前に出るのは山本。しかし左右のパンチに軸が乱れてくる。
白川も右ローを返して、ワンツーの右ストレート! ここで動きが止まった山本に、さらに右を打ち込み、腰を落とした山本にすかさずサッカーキック! すぐにレフェリーが間に入った。
試合後、白川は「山本選手、最初から打ち合いに来てくれてバチバチになりました。山本選手、強かったですね。横浜でのRIZINデビューで情けない結果で、いろんな人の信用を裏切って、日々、努力して毎日やってきました。あれ以来、3連勝で少しは成長できたかなと。これからも挑戦しつ続けたいので、今日1R、KOやし、年末、ケラモフとやらせてください! 俺は強いやつとやって挑戦し続けたいんで。あと、これを言う日が来ました。YouTubeチャンネル登録もお願いします!」とマイクで語った。