▼第4試合 ライト級(71.0kg)5分3R
×宇佐美正パトリック(Battle-Box)70.95kg
[1R 3分33秒 リアネイキドチョーク]
〇キム・ギョンピュ(Redhorse MMA)Kyung Pyo Kim 70.95kg
ライト級の国際戦。ボクシング高校6冠の宇佐美は、MMA6勝1敗。2022年10月にRIZIN初参戦で佐々木信治を3R TKO。大晦日にRIZIN2戦目でベイノアを1R開始早々に左フックをヒットさせてKO。2連勝中。
キムはMMA11勝4敗。2018年6月の修斗でキャプテン☆アフリカを1R KO。2019年7月にはトム・サントスに1R TKO勝ちで第三代HEATライト級王者に輝いた。「ROAD TO UFC」では1回戦で中国のアシカルバイ・ジンエンスビエクに1R TKO勝ち。準決勝でアンシュル・ジュブリにスプリット判定負けしている。
宇佐美は8人参加の「ROAD TO UFC」ライト級トーナメント1回戦でジュブリとの対戦が決まっていたが、計量失敗で欠場しているため、RTUで優勝し、UFC入りを決めたジュブリと接戦だったキムとの試合を通じて、自身がどこまで戦えたのかを測る、けじめの一戦になる。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取る宇佐美の右ローに、ギョンピュはカウンターのダブルレッグテイクダウン。右脇を差して寝かせて鉄槌を落とす。
右足を越えたギョンピュに、腰を切り蹴り上げた宇佐美。ここで宇佐美は立ち上がりよりもグラウンドで応戦に。パウンドで飛び込むギョンピュに三角絞めを仕掛けるが、両肩を入れるギョンピュは、なおも三角を仕掛ける宇佐美の足を担ぎパスからバックへ。両足をかけて右脇を抱えてから、左手で宇佐美の右手を交差でつかみ、すかさず左手で首もとにリアネイキドチョークを極めると、宇佐美がタップした。
ギョンピュはセコンドと涙のハグをかわすと、最初に日本語で「ありがとう。ほんとうにありがとう!」とあいさつ。続けて韓国語で「今回の試合は本当に怖かったです。“なぜこのスポーツをやっているのだろうか”と、心の中で何度も考えて、試合直前まで何度も考えていましたが、この瞬間のためだからなのだと思います。色々考えたけどこのスポーツが大好きなんです。
日本で久しぶりに試合ができて嬉しかったです、本当にありがとうございます。もう一言だけ言わせてください。今回セコンドについてくれた同僚たち。今までもそうですが、改めて今日この場で感謝を伝えたいと思います」と語った。
Kyung Pyo Kim gets the tapout in the 1st round!
— RIZIN FF English (@rizin_English) April 1, 2023
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