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レポート

【K-1】電光石火の左ハイキック一閃!KANAがKO勝ちで初防衛、トーナメント決勝はパヤーフォンが菅原美優に勝利、日本vs.世界は山田真子が勝つも☆SAHO☆と高梨knuckle美穂が敗れる

2022/06/25 13:06

▼第1試合 K-1女子フライ級 3分3R延長1R
〇RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
判定3-0 ※30-26×2、30-27
×TOODY NAOMI(月心会ラスカルジム)


 RANは第7回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-55kg優勝。2020年2月の『RISE GIRLS POWER』でAKARIとの女子高生対決に敗れたが、9月の同大会ではAYAに判定勝ちしている。2021年3月、Krushに初参戦するとファエゼ・ウィラサクレックに勝利したが、7月に真優、12月は池内紀子に敗れた。2022年2月には壽美の代打としてKANAの対戦相手に抜擢され、ダウンを奪われるも最後まで打ち合う根性を見せた。戦績は4勝7敗。


 NAOMIは2021年5月にKrush初参戦。ARINAに判定で敗れ、2022年2月には小澤聡子にも判定で敗れている。戦績は1勝3敗2分。


 NAOMIは前日計量で50グラムオーバーのため減点1、RANは6オンス・NAOMIは8オンスのグローブハンデ、ファイトマネー20%減額。


 1R、両者の身長差は8cm。身長が高いRANはジャブを突き、サウスポーのNAOMIは左ローから入ろうとするがRANはワンツー、左フックで迎え撃つ。序盤は静かな展開ながらRANがしっかりパンチでヒットを奪っていく。終盤に左フックを直撃させるRAN。


 2Rも静かな展開が続く。左インローからパンチで攻めようとするNAOMIを左フックで迎え撃つRAN。リーチ差を活かして距離をとり、的確にパンチと前蹴りを当てていった。

 3R、NAOMIは左ミドルを蹴っていくがなかなか距離を詰めることが出来ない。左ストレートで飛び込むNAOMIにRANは左フック。前に出ると左右フック、右ハイ。RANはパンチの威力を強めてジャブ、右ストレート、左アッパー。NAOMIは思い切ってボディから連打を打つが、RANが左フックを強打。この左フックが何度もNAOMIを捉える。さらにガードを突き破る右ストレート。


 いつものガムシャラさは控えめだったが、的確にパンチを当てていったRANが大差の判定で完封勝ちした。

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