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レポート

【K-1】電光石火の左ハイキック一閃!KANAがKO勝ちで初防衛、トーナメント決勝はパヤーフォンが菅原美優に勝利、日本vs.世界は山田真子が勝つも☆SAHO☆と高梨knuckle美穂が敗れる

2022/06/25 13:06

▼第3試合 K-1女子ミニマム級 3分3R延長1R
×C-ZUKA(T-GYM)
TKO 3R 1分35秒 ※レフェリーストップ
〇真美(Team ImmortaL)


 C-ZUKAは165cmと長身で、長い手足が武器。過去にNJKFミネルヴァ・アトム級初代王座を保持していたこともあり、7勝(1KO)8敗1分の戦績を持つ。2019年5月には高梨knuckle美穂と第2代Krush女子アトム級王座決定戦を争ったが、3R1分34秒、KOで敗れ王座獲得ならず。2019年12月以来リングを離れていたが、2021年8月大会で復帰。MMAファイターのKAIに延長Rで競り勝つも、11月にはケイト・ウィラサクレックに敗れた。


 真美はアマチュアで15戦全勝の戦績を引っ提げて2018年10月にプロデビュー。2021年11月にERIKOを破り、NJKFミネルヴァ・ライトフライ級王座を獲得した。Krushでは2020年6月の初参戦で高梨knuckle美穂に判定負けを喫したが、2021年6月にはケイト・ウィラサクレックを延長戦の末に判定2-1で降した。2022年3月には美伶にダウンを奪われ敗れている。戦績は8勝(2KO)5敗。


 1R、前に出るのは真美。右ローを蹴って左右のストレート&フックを繰り出す。C-ZUKAは前蹴りとミドルで距離をとろうとするが、真美は構わず距離を詰めてパンチを打つ。真美の右フックを被弾するC-ZUKA。前に詰める真美に前蹴りを何度も放つC-ZUKAだが、真美の前進に押された。


 2Rも前に出る真美が左右の連打でどんどん距離を詰める。C-ZUKAは後退しながら右ミドル、パンチも打つが手打ちのため真美はもらっても返していく。真美は右ストレート、右フックを連続被弾。前蹴りを空振りして片膝をついたC-ZUKAに真美が右を見舞ってしまい、真美には警告。再開後も真美が左右フックで攻め込む。


 3R、真美は突進して左右フック、左右ボディ。右フックがC-ZUKAの顔面を捉える。C-ZUKAも左右ストレートを繰り出すが真美の突進に押されていく。打ち合ったところで右フックもらいC-ZUKAはダウン。一気に真美がラッシュして右フックがヒットしたところでレフェリーがストップ。真美が今大会初のTKO勝ちを飾った。


 真美は「今日この女子大会に出場することが出来て嬉しく思っています。そしてKO出来たことが凄く嬉しいです。これからもKOが出来るようにどんどん修行をしていきたいと思います。そして女子だけでもこんなに見せられるぞってところを見せていきたいと思います」と語った。

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