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レポート

【K-1】電光石火の左ハイキック一閃!KANAがKO勝ちで初防衛、トーナメント決勝はパヤーフォンが菅原美優に勝利、日本vs.世界は山田真子が勝つも☆SAHO☆と高梨knuckle美穂が敗れる

2022/06/25 13:06

▼第5試合 K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R
〇チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
KO 2R 1分26秒 ※左ストレート
×紗依茄(月心会チーム侍)
※リーがトーナメントリザーバーに。


 チャン・リーは2018年9月の『KHAOS.6』からK-1 JAPAN GROUPの大会に初参戦、女子アトム級の主力選手として活躍。2021年6月のKrush-EXでは期待のJKホープの紗依茄から判定2-1で勝利をもぎ取ったが、11月のKrushでは山田真子に判定負け。2020年1月には新鋭のKihoに勝利して戦績を6勝7敗1分とした。


 紗依茄は18歳のJKファイターで、ジュニアで6冠王、第9回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝の成績をあげ、2021年1月にプロデビュー。ジュニア時代から積み上げてきた卓越したテクニックでAIKOから勝利を収めたが、6月の2戦目ではチャン・リーのパワーに屈し初黒星。11月には豊嶋里美にステップワークを駆使した戦い方で勝利すると2022年2月には谷田美穂にも判定勝ちで連勝。戦績は3勝1敗。


 前述の通り、この試合は2021年6月以来の再戦となる。


 1R、じりじりと距離を詰めるリーに紗依茄は左ミドル。紗依茄はワンツーと右カーフ、リーに詰められて手が出る前に攻撃する。リーが右ストレートで入ると紗依茄はクリンチ。リーにプレスされる紗依茄はクリンチが増える。紗依茄はワンツー、左ミドル。リーも右ミドルからワンツー(この右ミドルで紗依茄は左腕を1Rに骨折)。紗依茄はワンツーを打つがリーの両腕ブロックは固い。リーのワンツーに紗依茄は押されているように見える。



 2R、右ミドルの蹴り合いからワンツーの連打で入るリー。紗依茄のワンツーにリーが右ストレートを打ち返す。コーナーへ詰めていくリーがジャブで下がらせて右ストレート、それをかわした紗依茄に左ストレートを突き刺してダウンを奪う。紗依茄は立ち上がろうとするが立てず、リーが見事なKO勝ちで紗依茄を返り討ちにした。成長とパワーを見せつけた。

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