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【RIZIN】シェイドゥラエフがクレベルKOでフェザー級王座戴冠、朝倉未来が鈴木千裕に3R TKO勝ち。秋元が高木に競り勝つ、萩原が西谷をKO、ヘビー級GPは上田が日本人唯一の勝ち残り。神龍が伊藤に完勝、中村が桜庭に腕十字、サバテロが太田にTKO勝ち、ヒロヤが篠塚をTKO。アーセンが一本勝ち

2025/05/04 11:05

▼オープニングファイト第2試合 RIZIN MMA特別ルール 5分2R
×上田貴央(FIGHTER'S FLOW)
[判定0-3]
○ヴィニシウス(ブラジル/RE-RAISE TOKYO/BRAVE GYM)



 小学から大学まで体操に励み、MMAに転向。ZSTを主戦場とし、“体操のお兄さん”のキャッチフレーズを持つ。近年では渡辺華奈を始めとしてトレーナーとしての手腕を発揮しているが、今回一度限りの復帰を果たす。



 ヴィニシウスは柔術をバックボーンに持ち、DEEPが主戦場。MMA戦績は1勝1敗。



 上田はZSTのメインテーマで入場し、リングインするとバク宙を見せる。



 1R、ヴィニシウスの右ローに上田がシングルレッグも切られる。ヴィニシウスはバックに回るが上田はお尻を突き出すようにした前傾姿勢となり、ヴィニシウスは一瞬戸惑うが背後からパンチ。スタンドに戻るとヴィニシウスは右カーフ、再びシングルレッグに行く上田だがこれも切られてバックからパンチをもらう。




 前に出て来いと挑発するヴィニシウス。上田のシングルレッグを切り続け、上田は自ら寝て寝技に誘うがヴィニシウスはスタンドを要求。3度目のシングルレッグでトップを奪われ、パウンドをもらう上田。下から足を掛けに行く上田だが左腕をつかまれてパウンドを打たれる。残り30秒で立ち上がった上田にヴィニシウスが左フック、右ストレート。左ハイでダウン気味に倒れながら組み付く上田。ヴィニシウスは肩固めの体勢になったがラウンド終了。



 2Rが始まると同時に奇襲攻撃を仕掛ける上田。シングルレッグを切られると、四つん這いになってドンキーガード狙いか、尻を突き出すようにする上田。ヴィニシウスは付き合わずに離れる。ヴィニシウスの左ハイに倒れるようにして組み付く上田に、ヴィニシウスは下から三角絞めを狙う。クトーズドガードのまま展開は変わらずブレイクに。



 上田は後ろ廻し蹴りから大振りの右フック、そこから組み付きに行くがヴィニシウスにバックを奪われてパンチをもらう。かなり消耗している様子の上田はシングルを切られ続ける。四つん這いになった上田の尻を蹴るヴィニシウス。最後はバックを奪ったヴィニシウスのパンチから上田が這いつくばって逃げたところで試合終了。



 判定3-0でヴィニシウスの勝利となった。

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