▼第14試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
×高木 凌(パラエストラ八王子)
[判定0-3]
〇秋元強真(JAPAN TOP TEAM)
元PANCRASEフェザー級1位の高木は、MMA8勝2敗でRIZIN2連勝中。初参戦でビクター・コレスニックに判定負けも、2024年4月に西谷大成を1R TKO、同年9月に萩原京平にリアネイキドチョークで一本勝ち。25歳。
19歳の秋元は、62.5キロ契約でアラン“ヒロ”ヤマニハ、バンタム級で金太郎を連続TKO後、フェザー級でも鈴木博昭に判定勝ち。大晦日の「RIZINバンタム級王座次期挑戦者決定戦」で元谷友貴に完封されての判定負け。今回は再びフェザー級で左の強打を見せるか(※会見での質疑応答)。

1R、サウスポー構えの秋元。オーソの高木。中央を取る秋元に高木は右ミドルハイ、左ジャブ。詰める秋元にさらに右ハイ。右ミドル。左前手フックを狙う。さばく秋元は前手争。高木の腰高のシングルレッグを切る。

左を伸ばした秋元。押し戻す高木は右インロー。左から右フック、首相撲ヒザの秋元に体を入れ替えた高木は左で差し。首相撲右ヒザ! シングルレッグは凌いだ秋元が離れる。左インローの秋元。高木は右を突いて戻して右オーバーハンドを見せる。右から左の秋元。かわす高木は右ミドルハイをガード上に当てて関節蹴り。秋元も左ミドルハイを打ってゴング。

2R、素早い右ジャブを打つ秋元。高木もジャブ。中央を取る秋元に、高木は左ジャブで押し戻すと、秋元の右前手フックは空振り。
左インローを当てた秋元。高木も右前蹴り。前手争いから高木は組んでコーナーに押し込むが、秋元は右ヒザを股間に。ローブローで中断。

組んで再開。高木の差しに突き放す秋元。左右ローの高木はシングルレッグ。そこに左右で詰める秋元。ダブルレッグの高木に秋元はロープ間に出る。
スタンド再開に。右インローを当てる高木に秋元の右は後頭部ではないかと。シングルレッグの秋元はバックに乗るが、前に落とした高木が上に。秋元は下から内ヒールもヒザは曲がっている。正対してトップを取った高木がヒザを落としてゴング。

3R、左関節蹴りの高木。左インロー。右を当てる秋元にシングルレッグの高木。タックル返しから首を巻く秋元はバックを奪い4の字ロックも、正座して立ち上がる高木の詰めにヒザ突く秋元は左ボディも。高木は跳びヒザで詰めて左右からシングルレッグ、さらに左右からダブルレッグテイクダウン! 首を抱える秋元に高木は尻を着かせて、立ち際に背中に。ダブルアンダーで両脇差して落とされない高木はシングルバックに変えてリアネイキドチョーク狙い。腰をずらした秋元がバックに。高木の正対際にツイスターを狙うがゴング。

判定は3-0で打撃を当てて組み技にもスクランブルからバックを奪った秋元が、MMAの進化を見せてフェザー級で勝利。試合後、秋元は「前回負けてからいろいろさんざん言われて、自分で見つめ直して最高の舞台で勝利出来て嬉しいです。この後、未来さんが復帰で最高の環境を作ってくれたんで勝ちました。この後未来さんの試合、本気で応援しましょう」と語った。




