2026年4月11日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 GENKI 2026』の追加対戦カードが、本日3月3日(火)19:00にK-1公式YouTubeチャンネルにて発表された。
フルコンタクト空手特別ルール -75kg契約で福地勇人(白蓮会館)vs.ヴィトー・トファネリ(ブラジル/Brazilian Thai/闘英館)が決定。※ルールの詳細は後日発表。
福地は、白蓮会館のエースでW.K.O空手ワールドカップでは男子軽量級&中量級の2階級を制覇。空手の統一大会の第1回JFKO国際フルコンタクト空手道選手権大会では、男子中量級で優勝している。強烈な下突きと飛びヒザ蹴り、内廻し蹴りの使い手で、“KOアーティスト”と呼ばれている。
トファネリは、幼少期から空手とキックボクシングを学び、空手ではサンパウロ州・ブラジルの全国大会で優勝。キックではブラジルのFIGHT DRAGONでタイトルを獲得。その後、K-1での戦いを夢見て来日。K-1やKrushで経験を積んだ。2025年5月には塚本拓真をKOで下している。今回、空手マッチでどんな試合を見せるのか注目が集まる。
須藤元気K-1プロデューサーは「空手衣っ映えますよね。背筋が伸びます。K-1のリングで見たい。温故知新ですね。コロシアム2000で空手マッチをリングの上でやったりとか、K-1も初期で村上竜司さんと角田信朗さんがやったように。Z世代は空手に触れる機会がないと思うので、K-1のリングでも空手の魅力を伝えられればいいなと思っています」と、念願の空手マッチの実現に嬉しそう。
「顔面パンチがないだけにKOは難しいところもありますが、福地選手は菊野克則選手とつながりがあってご紹介いただき、試合が華やかだし、魅せる空手、強い選手で、華のある空手をやってK-1本戦を喰ってくれるくらいの試合を期待しています。トファネリ選手はK-1参戦経験があります。2人とも武道家で、今こうして向き合った時のこういった武道って感じがいいなと思います。K-1のリングで空手の最高峰の試合をやってもらいたい」と、期待を寄せる。
空手衣で会見に登壇した福地は、「僕自身、5~6年前からYouTubeチャンネルをやっているんですが、一つの目標がこういう大きい舞台で空手をやることでした。今の子供たちにもこのような大きい舞台で空手ができるという目標になるために、それを掲げてやってきました。今回このような形で実現できて、とても嬉しく思っています。目一杯この空手の良さを皆様にお見せできればいいなと思っています」と挨拶。
同じく空手衣で登場したトファネリは、「新生K-1初の試みである空手の試合を導入するということに関して、こうやって呼んでいただけることは本当に光栄ですし、まさかこうやって空手の試合で呼んでもらえるということは、本当に頭によぎりませんでした。K-1とはちょっと違う角度で、みんなに空手を見せられたらいいなと思っています」と意気込みを語った。
今回のオファーについて福地は「とても嬉しかったです。去年あたりから須藤プロデューサーが、空手マッチをやるとおっしゃっていた時に、『これはもう福地勇人しかやれない』と正直思っていたんですけども、僕に声がかかってとても嬉しいです」と即答したようだ。
トファネリも「もう本当に跳びはねて、とても嬉しくてしょうがなかったです。僕の格闘技人生において空手が全ての始まりだったので、もう空手というのは自分の人生そのもの。南米大会、日本国内で行われた大会でもいろいろと空手で優勝してきて、空手の魅力を全てこのK-1のリングで出せるのがこの上なく嬉しくてたまりません」と笑顔。
トファネリは2019年以来の空手の試合となる。福地については「僕が所属する闘英館と福地選手の白蓮会館は同じJKJOに所属していますので、彼のことは知っています。彼のファイトスタイルは独特であるからこそ、世界チャンピオンになったかなと思ってます。どうやって彼のファイトスタイルを崩して自分が勝てるか考えています。すごく楽しみです」と気合いを入れた。
リングでの試合経験は何回かあるが、12~13年ぶりだという福地は、「なかなか空手を見る機会が一般の方は少ないと思いますので、たくさんの人が見てくれると思うんですが、空手って面白いんだぞ、めちゃくちゃ凄い武道だというのをお見せしたいです。フルコンタクト空手は競技性が高まって一般の人には勝ち負けが分かりづらい。でも、僕はそれを打破するために一撃必殺、一本勝ちを目指してやってきています。それをK-1の舞台で皆さんにお見せできればいいなと思っています」と、一撃必殺を見せたいとする。
どんな試合にしたいか、と聞かれるとトファネリは「福地選手とはタフな試合になると思います。フルコンタクト空手なので、より強く打った方が勝てる確率が高くなると思うので、対戦相手を分析して勝てるようにしたいと思います。自分が思う空手の技はコンビネーション。蹴りと突きで回転技も混ぜて、いろいろなコンビネーションで立ち向かって行くのがいいと思っています」、福地は「一般の人はフルコンタクト空手は足を止めて打ち合うものと想像すると思いますが、僕は尊敬する塚本徳臣師範のステップを取り入れた新しい空手を見せられたら。得意技は右足の内廻し蹴りです。それを練習しています」とそれぞれ答えた。
須藤プロデューサーは「ファンの人も、空手ですか、みたいな。本当にやるんですか的な意見があるんですよ。そこを覆してしまう試合を期待しています。やっぱり新しいことを始めないと前に進まないですし、K-1のKは空手のKでもあるし、伝統の武道の強さっていうものを2人には、終わってみたら空手マッチが一番良かったよねと言ってもらえるような試合を僕は期待しておりますし、そうすることによって空手もそうですし、逆にK-1もそうですし、この日本格闘技全体が盛り上がっていくということを信じています」と語った。