▼第8試合 RISE×GLORY ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
×中野椋太(誠至会/第3代RISEウェルター級王者)
判定0-2 ※29-30、29-29、28-30
○ペトル・モラリ(モルドバ/Kickboxing fearless/WKU世界-65kg王者)
中野は2018年12月にNJKFウェルター級王者になった左フックを得意とするアグレッシブファイター。RISE初参戦となった2019年7月、憂也に初回KOで勝利。10月には65kg級のS1ジャパントーナメントで優勝。RISE2度目の参戦となった2020年2月にはスーパーライト級王者・山田洸誓に判定負けを喫するが、11月のRISEでは山口裕人から左フックでダウンを奪って勝利した。2021年7月にはWBCムエタイ日本ウェルター級王座を獲得。2022年3月、5月の「第3代RISEウェルター級(-67.5kg)王座決定トーナメント」を制して王座に就いた。8月にチャド・コリンズに初回TKO負けを喫したが、2023年7月にイ・ソンヒョンをバックハンドブローでKOする大金星。戦績は22勝(11KO)7敗。
モラリはWKU世界-65kg王者で、戦績は7勝1敗。パンチ、蹴り共に思い切った攻撃を仕掛けるアグレッシブなファイタータイプ。2021年6月に、当時無敗だったヤン・カッファを後ろ廻し蹴りでKOした一戦が光る。
1R、中野がいきなり左ハイキックをヒットさせるが、モラリは軸足払いで中野を転倒させる。名あkのは右ローから前へ出て、中野の蹴り足をキャッチすると鮮やかにコカす。ローの蹴り合いから中野は左ミドル、モラリは右ストレートを伸ばしてくる。中野は得意の左フックをヒットさせるが、モラリは下がらず前へ出る。モラリも右ストレートで思い切り前へ出る。中野は右ローで迎え撃つ。
2Rもローの蹴り合い。前に出てくるモラリに中野は蹴りから左フックを狙う。モラリは右を伸ばす。中野は左フックから前に出ていくが、モラリはバックスピンキックを見せる。中野は右フックから左ミドル。
3R、中野の蹴り足をキャッチしてまたも鮮やかにコカすモラリ。中野は左ミドルを蹴るが、モラリに軸足払いでコカされる。中野の右ローにモラリはバックスピンキック。中野もバックハンドブローを返す。パンチの打ち合い、ローの蹴り合いで両者譲らない。モラリは右ストレート、そしてバックスピンキックを見せる。