▼第2試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
○岩郷泰成(EX ARES/同級8位、AJKN日本スーパーフェザー級王者)
判定2-0 ※30-29×2、29-29
×奥平将太(フリー/同級11位)
岩郷はタトゥー多き怖い風貌とは裏腹に洗練された実力を持ち、タイミングの良い蹴りと威力のあるパンチを武器にアグレッシブなファイトスタイルが魅力。『RISE 162』では小野幹晃と倒し倒されの激闘を繰り広げ延長Rにまで及んだが、偶然のローブローにより岩郷が試合続行不可能となり途中判定で引き分け。6月には藤井重綺に判定で敗れた。戦績は9勝(3KO)7敗1分。
奥平はBigbangアマチュア6階級制覇、元NJKF EXPLOSION-50kg級王者とジュニア時代から活躍。2020年10月にRISEでプロデビューを果たすと3連勝(2KO)を飾ったが、4戦目でベテランの宮崎就斗に初黒星を付けられた。前戦は2022年10月で大雅の対戦相手に抜擢を受け、延長Rまでもつれ込む接戦を演じるも判定で惜敗。約10カ月ぶりの試合となった8月の蒼太戦でKO勝ち。戦績は5勝(3KO)3敗。
試合が大きく動いたのは2R、岩郷の右ストレートからの左フックで奥平が後方へ大きく吹っ飛ぶ。ダウンにはならなかったが、これが決定的なポイントに。3Rはローブローなどがあり、荒れた展開となったが岩郷が判定2-0で勝利を収めた。