キックボクシング
レポート

【RISE】田丸辰がダウンを奪いトーナメント優勝、コリンズがペットパノムルン破り王座奪取!6勝(5KO)1敗でRISEがGLORYに圧勝、原口がまさかのダウンも逆転KO、白鳥がザカリアをKO、海人が相手に何もさせずKO圧勝、南原と聖愛が勝利、KO勝ちの中村寛が木村ミノルに対戦要求、志朗・大崎一貴・宮崎小雪がペッティンディーに勝利、那須川龍心がTKO勝ちでRIZIN大晦日参戦へ

2023/12/16 13:12

▼第7試合 Super Fight!-55.5kg契約 3分3R延長1R
○志朗(BeWELLキックボクシングジム/初代RISE世界バンタム級王者)
KO 1R 2分28秒 ※右フック
×ブンロン・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/True 4u 115P,118P,122P王者)


 志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功。2018年11月からはRISEに参戦し、那須川天心とは2度対戦。2022年4月には江幡塁をハイキックでKOしたが、6月の『THE MATCH 2022』では玖村将史にダウンを奪われて敗れる。2023年3月にディーゼルレックをハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座に就く。7月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では準決勝でクマンドーイに敗れた。戦績は29勝(12KO)6敗4分(タイの試合は除く)。


 ブンロンはタイのTVマッチ『True 4U』で115ポンド、118ポンド、122ポンドの3階級を制覇している27歳で戦績は75勝20敗5分。


 1R、サウスポーのブンロンに右ストレート、右ローで前に出ていく志朗だが、ブンロンは強烈な左ミドルで志朗を押し返す。それでも志朗は前へ出てブンロンをコーナーへ詰め、ブンロンのミドルに右ボディストレートを返す。さらにかわしての左ボディ6左右フックでダウンを奪う。再開後、さらに左ミドルを増やすブンロンに志朗はボディとローで対抗。


 左ミドルで前に出て来たブンロンに下がった志朗だが、カウンターの右フック。これでブンロンがダウンし、立ち上がろうとするもフラフラ。レフェリーがストップし、志朗の鮮やかなKO勝ちとなった。


 志朗はマイクを持つと「いやあ、蹴り強すぎですよ(笑)。前回たくさん応援してもらったのにトーナメントで負けてしまいすいませんでした。来根は自分が持っている世界タイトルの防衛戦があると思うので、クマンドーイ選手とか玖村将史選手とか負けた選手とやりたいので、伊藤代表お願いします」と、世界タイトルの初防衛戦をリベンジマッチでやりたいとアピールした。

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